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内容説明
陸の平壌会戦と海の黄海海戦における日本軍勝利の報が伝えられると、当初は大国・清との戦争を不安視していた明治天皇、そして一般国民も戦勝に酔いしれ始めた。だが、朝鮮での日本兵は開戦以来、人夫不足に悩まされ続け、平壌の山県有朋第一軍司令官も「これでは食糧が運べん」とお手上げ状態。やむなく第一軍は進軍を中止し、兵隊自身が人夫となって食糧を運ぶことに…。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
yomineko@ヴィタリにゃん
39
朝鮮(当時)の歴史もまた、凄いものがあったんですね。愈々ロシアと?と思ったら艦長、病床に伏す・・・2020/11/22
北白川にゃんこ
4
日本は植民地にされないため奪う側になっていったのだ。それもまた歴史。2020/07/18
田中峰和
1
巨大な清帝国との戦争に躊躇していた明治天皇。ところが、平壌と黄海の戦いで勝利を得たとたん、天皇の心情は積極的なものとなった。数々の軍歌を詠む天皇に倣うように国民も勝利に酔いしれた。だが、国民や天皇のしらないところで、開戦以来続く飲料水や食糧不足、人夫不足に日本軍は悩まされていたのだ。戦争の理由として掲げた、朝鮮の清国からの自立を助けるなどの国是は国民にどれだけ理解されたのか。清国が頼る英国の陰は不気味で、交渉役の陸奥外相は強気に構えるが、英国側も動向にハラハラ。いよいよ日本の連合艦隊は編成を開始した。2021/04/27
eucalmelon
0
秋山信三郎好古少佐、つい期待してしまうような人物!石原莞爾の幼少時代のエピソード、う~む恐るべし!5歳児でこんな発想はすごい。自分が咎められるとか、怒られるといったマイナスの発想がないし、自分で木を切れないため、人を(口で)動かしている=使っているというのがすごい。2015/09/05
Kudo Atsushi
0
理解すること挫折2022/03/13