内容説明
自然休戦期直前に大攻勢をかける幻獣の力の前に、ついに九州からの撤退を決定した日本政府。 しかし多くの学兵たちは、正規の自衛軍撤退の“捨て駒”として九州各地に取り残されていた。 過酷を極める撤退戦のなかで、学兵たちを救いながら転戦する5121小隊。 そんな絶望的な状況のなか、弱腰の自衛軍は、幻獣の侵攻を食い止めるために非情ともいえる計画を発表した!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
Squirrel
10
この巻はかなりハイスピードで読み終わりました。読んでて力も入りました。5121のメンバーが誰一人欠けることなくて一安心です。が、一番目をかけていたのは、紅陵女子α小隊の子たちでした。(ほぼ)女子だけで頑張ってたね、うんうん。荒波司令はあいかわらずかっこいい登場の仕方だ。最後の舞の言葉が心に残る。「負けるべくして負けた。わたしにはそれが悔しくてならんのだ。・・・政府の、そして軍の無能によって負けるべくして負け、兵たちは死んでいった」2012/06/11
でーたべーす
4
九州戦線の死守を命じられた学兵達の悲惨さと、彼らの撤退を援護する5121の死闘。軍への不信が今後の布石になるんだろうか?2012/10/04
あかつや
3
軍の精鋭が撤退する時間を稼ぐための捨て駒にされ、激戦地に取り残される学兵の少年少女たち。彼らを救うために絶望的な戦いに身を投じる5121小隊の面々。隊員だけじゃなく、救出した兵隊たちやこれまでの巻に登場した人物とも協力して苦難を突破していく展開は、ベタであってもやはり熱い。王道展開の前には小手先の捻りなど必要ないのだ。これで物語は一応の区切りということだが、まだシリーズは続いてるのでこの後どうすっかなあ。一番最後の巻の評判聞いちゃったんだよなあ。ここでやめとくとキレイなままですむんだけど、先も長いしなあ。2018/07/03
YO-HEY@紅蓮ロデオ
3
矢継ぎ早に戦闘からの撤退からのまた戦闘。5121舞台が鬼神の働きでした。そして、九州撤退が完了。ここから、人類の反抗はなるのか。2015/06/07
リュミエール
2
シリーズ9作目。九州は幻獣側の手に落ち、事実上の敗北を喫すことに。政府や軍上層部の無策のせいで無残に失われることになった何万という未来ある若者たちの命。それでも、一人でも多くの友軍を救うため、最後の最後まで盾となり抗戦した士魂号。彼らの自らを顧みない捨て身の活躍で、どれほどの命が救われたか。現実から目を背けず仲間のために戦える、5121小隊は希望の光だ。お疲れさま。みんなが無事に帰還できて本当に良かった。2025/03/21
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