内容説明
人類の天敵・幻獣との戦いで部下を全滅させられた善行忠孝は、日本防衛の切り札として人型戦車・士魂号を主兵器とした部隊の編成を計画する。 しかし、速水厚志をはじめとする戦車学校に集められたパイロット候補生たちは、いずれも問題児ばかり。あまりのひどさにあきれ果てた善行は、厚志たちにこう告げる。「あなたたちは最低のクズですね」と。 厚志たちの入校当初のエピソード「邂逅」、合流した整備員たちとの対立を描く「士魂号到着!」など、原点に回帰した物語4編を収録。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Squirrel
13
彼らが出会った頃のお話。自分の子どもぐらいの年齢の彼らが戦うことを余儀なくされていることにあらためて胸が痛くなります。教官の気持ちもわかるよ、うんうん。戦闘シーンがない割には重たい内容ではあったけれど、合間の芝村舞の野望では笑わせてもらいました。シリーズで読み進めていくと登場人物に愛着がわいてきますねぇ。次も楽しみだ。2012/04/04
珈琲好き
10
速水の裏設定がちゃんと生きてて良かった。ガンパレサイトで読んでた小説の設定が好きだったので安心。あの速水なら単にいい人ではなく功利的に行動するよな。2016/08/07
YO-HEY@紅蓮ロデオ
4
ゲームをうまくなぞるように、出来てるなーと言う感想。イジメイベント、思い出しましたよ。でも、文章で読むと原さんの印象良くないね、やっぱり。徐々にチームになってきている。2015/06/04
mimizu
3
いまだ未熟な彼らの、さらに未熟だったころの物語。それぞれが心の中に闇を抱え、それと懸命に向き合いながら成長していく姿に好感を覚える。こうして過去話を読んでみると、やはり主役は速水なんだなぁと改めて実感できる。2012/03/28
あかつや
2
懐かしい。実はこれの原作となるゲームソフトが発売された当時、熊本市内で大学生やってたんですよね。まだ口コミで広がる前に地元が舞台のゲームということで友人に紹介されて、講義さぼって日がな一日やってました。この小説はその原作で明示されることはないエピソードで世界観を補完してくれて、とても楽しく読めました。2018/02/21
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