内容説明
年末に突如勃発した主戦派によるクーデターは鎮圧され、首都・東京は静かな正月を迎えていた。しかし、5121小隊に初めて人間相手の戦闘を強いた内乱は、隊員たちの心に大きな負荷をかけた。そのストレスに壬生屋は再入院、滝川は過食に、さらには原の言動さえも怪しくなり始めていた。危うい状態の中、正月3日に北の大地から凶報が届く。津軽半島に幻獣上陸。予想だにしていなかった襲来に、民間人はもとより半島沿岸部の守備隊、警備隊までもが逃げることができず、殺戮の海にのみ込まれていった……。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
YO-HEY@紅蓮ロデオ
2
山川中将の単行本になってきてる。。。!津軽が北海道と繋ぐための要所なんです。2016/04/08
北白川にゃんこ
1
山川中将がここまで踏ん張るとは人は変わるものである。その辺が軍記だよなあ。2015/12/11
八岐
1
山川中将、対抗勢力の時はあの転んでもただでは起きない政治屋としての強かな優秀さには頭を抱えさせられたけど、これが味方になると恐ろしく頼もしい。先のクーデターで一番の戦果は、この人の転向だったんじゃないだろうか。あと、合田少尉がフラグ立てすぎて滅茶苦茶怖いんですけどw2010/01/10
にぼし
0
5121では原さんの脆さと危うさが印象的。善行の前で見せる子供っぽさが可愛くもあるけど、金のかかる人だな(笑)。でも好き。オリジナルキャラがまた増えたのがちょっと辛い(覚えきれない…)。増えすぎたせいで佐藤組等、ちょっと印象が薄くなりすぎてる人達も出てきたかも?箕田と桜沢の短編は何だか良かったなー。このコンビはもうちょっと見たい。今回は全体的に大人しめ。戦闘シーンは主に次回かな?2012/05/18
松谷 光
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幻獣軍津軽上陸!そして橋爪ハウスにはショートケーキとひっつめおでこの2人の居候!展開素早く楽しい楽しい。。。2012/04/05