内容説明
2個師団の救出作戦で疲弊した5121小隊は、命令による強制休暇を経て、徐々に本来の力を取り戻しつつあった。一方、被弾後に意識を取り戻した善行は、そのまま上京。政治家たちへの戦況報告のかたわら、情報将校・落合大尉が巻き込まれた事件を調査し、軍閥が絡む裏情報を入手する。しかしその直後、車で都心部を走行中に銃撃を受け……。 同じ頃、九州・響灘沿岸では相当数の幻獣が海から逆上陸を開始。さらに、空中要塞として知られる幻獣・スキュラの体当たりからの自爆攻撃が始まった。 予期せぬ奇襲、そして特攻とも呼べる攻撃に浮き足立つ自衛軍。その背後には幻獣を統べる知性体の陰があった……。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
YO-HEY@紅蓮ロデオ
2
首相まで5121が知れた。ここから、カーミラとの共同戦線。2015/09/29
北白川にゃんこ
1
人間も幻獣も上が無能だと弱くなる。悲しくなるね、王…。2015/12/04
aicocc0
1
前回読んだときは食傷気味で、だいぶ斜め読みだったせいか、今回は散らばっていたパーツを繋げるような読書になった。首相の登場とか、森のその後とか、諸々のことが繋がって満足。やっぱり細々したことを飛ばして読んでいては面白さ半減ですね。いいところで「続く」になってしまったので、早く次巻読むことにします。2015/05/06
ひかど
1
幻獣の謎だった事が明かされていき、ラストには驚きの作戦が!この後がどうなるかが気になるので、直ぐに次を読む事にします。2011/06/13
奇天
1
巻末の登場人物一覧に掲載されているのは67人。いかに様々な視点から組み上げられた物語かをよく表している。「世界の謎」も語られ、いよいよクライマックスへ。2010/02/07