内容説明
兵の疲労回復のため、5121小隊を核とした芝村支隊の面々は温泉にて24時間の休暇を取っていた。それを見計らったかのように、大量の幻獣が青森湾から上陸を開始。その危機に、荒波司令官も人型戦車に搭乗し青森死守のため前線へ。遅れて参戦した芝村支隊に加え、今野少佐率いる大隊も到着し、前線を押し戻す準備が整ったその時、海からの砲弾が展開した自衛郡のど真ん中に着弾した。 一方シベリアへ渡った善行らは、難しい交渉を重ねながら、日本中を巻き込んだ最後の大博打、欧亜作戦を発動する。 「逆襲の刻」シリーズ、緊迫の第5弾!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
YO-HEY@紅蓮ロデオ
2
政治戦の方が緊迫感増してきたなー2017/01/28
北白川にゃんこ
1
日本が変わる。日本を変えるための政治家たちの戦い。戦争より緊張感があるのは凄い。2015/12/13
にぼし
0
全ての物事が収束に向かっていく巻。いよいよフィナーレだと感じつつも、ここにきて合田小隊などが新型に被害を受けてしまう描写が痛ましいです。早く戦争が終わればいいのに。来須達の攻撃が、通るかどうかも気になるところ。戦闘シーンじゃないけど、テレビ議論の場面や、慰留地のロケの場面も印象に残ったなあ。ともかく、色々と盛りだくさんでした。次巻でどうまとまるのかが楽しみ。2012/07/20
松谷 光
0
過去を国民にさらけ出し、清算をはかる。緊迫する青森戦線。2012/04/08
ひかど
0
今まで隠しに隠しぬいた過去の清算。そして、こらからの未来を切り開こうと動き出したのが面白かった。 意外に面白かったのが援軍として登場した幻獣の知性体であるライザ。流石はカーミラが選出しただけはあって、今までの知性体に対する印象がガラリと変わる可愛さがありました。外堀が埋まり、後は内堀に残った災厄を如何にして振り払うのかに期待し、最終決戦を読みたいと思います。2011/06/25