内容説明
深夜の電話で叩き起こされた十津川警部。声の主は大学時代の友人・永田だった。生死にかかわる相談がある、と訴える永田の声は突然、二発の銃声とともに途切れた。十津川の耳に残るのは、試射で覚え知ったロシア製のトカレフのもの……。調査をすすめるうちにぶつかる連続殺人。十津川を待っているかのように仕組まれた手口。旧友の安否を気づかう十津川は、北海道、そしてフィリピンへと追跡を続ける。第一人者による長篇トラベル・ミステリー。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
義輝仮面
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【★★★☆☆】 北海道とフィリピンが主な舞台。 この当時のトワイライトエクスプレスのチケットは普通に買えたのかな?ってレベルであっさり買っているw 2017/10/13
じゅり
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十津川警部の同級生達が登場する設定だったにもかかわらず、警部があまり魅力的な主人公とは思えないのが残念。☆2つ半。2013/05/08
コング
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バラバラ殺人の謎、暗殺者の正体……など、ミスリードが実に上手い。話のスケールも次第に大きくなっていき、国際謀略へ。読者に息をつかせない筆力はさすが。招待状や暗殺予告状を誰が出したのかとか、説明されないまま忘れられたような要素もあるが(大体推測はできるけど)。個人的には、吉井がキーパーソンになるのかと思ったが……。2025/11/09
たかゆじ@石原プロは永遠だ!!!
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深夜に十津川警部宅にかかってきた電話が事件のはじまり。意外にも北条刑事がカトリック信者とは・・・2023/05/21




