内容説明
独身の実業家・五十嵐が殺された。容疑は男が生前つきあっていた三人の女に向けられる。さつき──身長175センチ、モデル。友美──和服が似合う銀座のクラブのママ。知恵──十九歳のテレビタレント。捜査がおよび、たがいに疑心暗鬼に陥る三人。莫大な遺産を巡って第二、第三の悲劇が起こる。十津川警部は、事件の裏で糸を引く狡猾な真犯人の存在を察知。美女たちの疑惑をめぐり、会津と日光を舞台に展開する傑作長篇トラベル・ミステリー。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
エヌ氏の部屋でノックの音が・・・
7
「勝手に列車祭」第229段。。。文庫コレクション453冊。。。1997年 4月10日 初版。。。女好きの大資産家が死んで、3人の女が遺産バトルを繰り広げる。なぜなら身籠った子供に全財産が行くことになるからである。初めから犯人と目されていた女を吾らが十津川警部とカメさんが追跡中に、犯人が検挙されるが。。。なかなかいい話であった。2019/06/20
如月光子
2
女弁護士。殺人容疑者の大学生を弁護
あや
0
家にある本。何回も読んでる。2023/11/22
神岡宗介
0
タイトルの印象からして暗く重いストーリーかと思っていたら、結構激しめな内容で驚いた。犯人もまさかという人で、終盤になるまで予想が付かなかった。 三浦刑事の佐々木功に対する対応はちょっとムッとするものがあった。2023/08/09