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内容説明
台所から綴る花街と舞妓さんの日常譚、完結
京都のど真ん中、花街にある屋形でまかないさんとして暮らす少女キヨを主人公に、華やかな花街の舞台裏、普通の日のごはんを通して、温かな人間模様が描かれるお台所物語。
季節はめぐり、キヨとすみれ、健太にとって幾度めかの春が来ます。「黒髪」のお稽古に励むすみれ、料理人としての覚悟を問われる健太。そんな二人を照らし続ける、まかないさんのキヨ。変わるもの、変わらないものあれど、進みゆく京都の物語。お台所から綴る花街と舞妓さんの日常譚、万感の最終巻です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
どあら
33
妹から借りて読了。遂に完結。皆が幸せで何よりです💕2025/06/29
ちいこ
21
見事な締めくくりでした。おまけで泣いてしまった。素敵な作品をありがとうございました。2025/06/12
丸々ころりん
18
幼馴染のキヨとすみれは舞妓になる為に京都に来たが…キヨは舞妓には向かない⁉︎ 幼い頃から祖母と暮らし身についた料理が桶屋の賄いの道へ すみれは舞妓として店出し もう1人の幼馴染 健太も京都で料理の道へ 舞妓さんのご飯を通して花街の日常を見る最終話2025/07/18
をよよ
14
オチに使われる百子さん姉さんに笑った。寂しいような気もするけど、じんわり胸に沁みるいいフィナーレでした! ※『失恋したら髪を切る』って、もしかして『黒髪』の演目から来てるのかな…? 舞妓さんから芸妓さんになる時は髪を切るわけで、その時に踊る演目は失恋がテーマ、となると……ねえ?2025/06/16
きまたよ
10
完結。すーちゃんが衣替えのときに踊る「黒髪」は恋の舞。セイ先輩が地元で開業するために店を辞めることで悩む健太。通常運航のキヨ。3人それぞれの進路は京都でどうなるのか。「黒髪」がどの恋を表しているかがキーになる。感動的な締めくくりになった。キヨのおばあちゃんが一人暮らしで心配なとこは「おまけ」で。お父さんはやく家に帰れるといいね。2025/06/13