満州アヘンスクワッド（１９）

著者名：鹿子【著】/門馬司【原作】

講談社（2025/01発売）

• ISBN：9784065381779

内容説明

「汚さないでねチチハルを」
斉斉哈爾に新たな拠点を構え、鮎見から巨大な工場を託された勇。最初に立ちはだかる壁は大量生産のための従業員の確保だった‥‥。一方で斉斉哈爾の青幇のボス・燕云は狩人の如く真阿片の斉斉哈爾進出を嗅ぎつけていた！　縄張りを侵した真阿片一味は、狼阿片の支配する斉斉哈爾で生き残ることができるのか‥‥？

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[山口透析鉄]

チチハルに乗り込み、ライバルの狼阿片が安価で品質も良く、大量生産が可能ということで流行っています。 販路その他も整っているので、敵情を視察しつつ、然るべき能力を持っている人物を登用したりしています。 日方君、また新たな工夫を。いつの間にか妹さんも成長してきています。阿片依存症で苦しんでいる少女・雪はリンが面倒を見ていくようになっています。

2025/04/17

[毎日が日曜日]

★★★

2025/01/19

[しょうた]

新阿片大量製造のためチチハルで3人の従業員を採用。 青幇や関東軍との攻防がどのように推移するのか楽しみ。

2025/01/10

[檜村]

質を高めるだけではシェアは広がらない。関東軍と青幇が癒着してるように何か裏がないとね。現実世界ではそれを陰謀論というが、どうだか。

2025/01/28

[直人]

チチハルに入った勇たちはなんとかして“狼阿片”の牙城を崩そうとする。 あと一歩というところまで迫るが，進化した“狼阿片”の姿を目にする。 “真阿片”で，どう勇たちは“狼阿片”を超えるのか？ ──というのが，この19巻。 もう19巻か。 早いなあ。 そしてこのコミックは決して中だるみすることなく紡がれていく。 原作がしっかりしているせいなんだろうな。 先が楽しみだ。

2025/01/30