満州アヘンスクワッド(3)

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満州アヘンスクワッド(3)

  • ISBN:9784065222928

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内容説明

「僕が必ず彼女を自由にしてみせる‥‥!!」
アヘン増産のため、密売拠点を熱河省に移した勇と麗華。販路拡大に不可欠な「売人」を仲間に加え、護衛を獲得するため訪れたモンゴル民族のもとでは四ヵ国語を操る「通訳」も獲得。一行はいよいよ大都市・新京へ。手始めに満州映画協会をターゲットとして潜入を開始するが、その新作披露パーティーでスター女優・李姚莉の逃亡に遭遇する。実は彼女は中国人女優として偽りの人生を送らされる日本人だった。勇は彼女を手助けすることを決めるが、消えた満州のヒロインを追い、彼らのもとに青幇の刺客が迫っていた‥‥!!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

のぶのぶ

19
 「壊れればいいじゃない。人としての尊厳も何もかも捨て去り、正気を失い阿片を求める姿こそ、人間の本質よ。」恐ろしい。やめられなくなる恐ろしさ。勇がかっこよくなること。自分を、本当の自分を出せることって、すてきなこと。山内洋子の笑顔がすてき。それにしても、拷問シーンは、どうも嬉しくない。だんだん敵が強力化してくる。続きが楽しみになる。日本は、禁止になっている、この頃から。自由になったら、国ごと破滅してしまうだろう。廃人となってはいけない。なんとも恐ろしい漫画。5巻まで購入したが、大人買いしてしまいそう。2022/11/22

山口透析鉄

11
引き続き一気読みより。旧満州の阿片王っぽい人物等や満州鉄道の関係者とか、基本、悪いのしか出てきませんね。裏には東條内閣、岸信介等も実際はいた訳ですしね。 安冨歩氏の本とかもちゃんと読んで欲しいですね。2021/07/25

koke

8
1〜3巻試し読み。作画について。妖艶な女性キャラなどにやや沙村広明を感じた。他方でお色気役ではない美少女も描けるバランスのよさがある。物語について。読んだ範囲では、歴史の掘り下げは深くないと思う。しかしキャラの多彩さとスリリングな展開で読ませる。歴史マニアよりも、教科書程度のことしか知らないよという人の方が楽しめると思う。あと、上手い漫画というのはアヘンのようだとしみじみ思った。2022/12/11

花桃

6
阿片、怖いですね。針も怖いです。みんな、どうか無事で居て欲しいです。2022/08/13

北白川にゃんこ

5
あーっシャブをくれえ2023/06/07

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