満州アヘンスクワッド（７）

著者名：鹿子【著】/門馬司【原作】

講談社（2022/02発売）

• ISBN：9784065268278

内容説明

「ここには今までにない太客がいる」
歯止めの利かない争いの中で、ハルビンをめぐる青幇とロシアンマフィアの対立はピークに！　馮英九に撃たれた傷のために、麗華は戦線を離脱…！「満州の古都」吉林にいるという闇医者を求めて、勇、リンと共にハルビンを脱出することを選ぶ。残されたキリルとバータルは、幽閉されたキリルの想い人、ナターシャを救うため、そしてハルビンの抗争を終わらせるために、露人事務局に猛攻撃をかける！　キリルとバータルは、青幇とロシアンマフィアを退けることができるのか？　そして、吉林に拠点を移した麗華たちの次の標的とは!?

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

[さくりや]

面白かった！閻馬に裏の商売から足を洗うよう説得したバータルだが、彼はどういう動機でアヘン密売なんて始めたんだっけ？あのシーンを読んで、彼は表の社会に戻らない覚悟を決めているんだなあと。「私の信念を教えてやろうか？それは人を救うことじゃない。人を見捨てないことだ」闇医者の關登場。見た目も中身も素敵すぎる……！web版をチラ見したらとんでもないことになっていたが、スクワッドメンバー皆幸せになってくれ〜

2022/02/14

[山口透析鉄]

この辺もマガポケ一気読みです。作品自体はかなり良く出来ています。関東軍の憲兵とか、そりゃロクなのがいなかったでしょう。終戦というか敗戦時には真っ先に逃げ帰った連中ですし。

2021/07/27

[のぶのぶ]

　ハルビンから吉林へ。ドライバーのキリルを仲間に入れ、より個性的な集団に。悪者にも、いろいろな思いがある。吉林では、闇医者、グアンや昊天との出会い。今度の狙いは、満州旗人、元清朝支配階級。中華民国になり没落したが、お金を持っているよう。そこに真阿片を売り込もうとする。そこに勇を追う憲兵、長谷川がやってくる。新展開の巻。

2022/12/03

[マサキチ黒]

面白いのはいいのだが。。。20年前の古き良き漫画みたい。設定が満州国なんだからそれで文句あるのかと問われれば、「確かに！」としか返せないのだが。

2022/11/04

[直人]

舞台は哈爾浜から吉林へ。 まともなキャラが少ないこの作品。 それは時代のせいなのか。 特に憲兵の長谷川は気色悪いことこのうえない。 久々にマンガで怖気の走るキャラかも。

2022/02/18