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内容説明
累計180万部突破!!(※紙+電子含む)
「全国学校図書館協議会選定図書」になった児童精神科医の物語に『コウノドリ』の鈴ノ木ユウ氏共感!!
「子どもの成長は嬉しい。ただ時に、親は不満を感じたり、不安になったり、自信をなくしてしまうことだってある。僕はそんな時、ただ息子を抱きしめます。この世にはこんなにも暖かいものがあるんだよって、いつも教えてくれるから。『リエゾン』を読み終わった後、ただ子どもを抱きしめてみてください」
胎児の障害の有無を早期に判定できる新型出生前診断。
自身の姉が育てるダウン症の子どもに対して、診断を受けること自体に負い目を感じる妊婦。
一方で、家族のあり方に対峙せざる得ない夫。
佐山は彼らを取り巻く社会について、そして生命への向き合い方に思いを巡らせるーー。
出生前診断そのものの意味をそれぞれが問い続けるなかで、選択の時は刻一刻と迫っていく。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ネギっ子gen
42
【「地域のサポート」なんて、そんな曖昧なものは存在しない】「訪問看護」編。統合失調症再発が疑われる娘。近所に迷惑が罹らないように早期入院を言い立てる両親に、新人看護師は「お気持ちはよくわかります」と言うが、父親は「わかるって…一体あなたに何がわかるって言うんですか?いくつかのケースを見てきたから、私たちの気持ちも何となく理解できると?寄り添っているような言葉をかければ、こちらの慰めになると思ってるんですか?私達が!日々どんな気持ちで過ごしているか」と――。続いて「出生前診断」編。佐山の兄・茂も登場し次巻へ2024/05/28
Die-Go
37
「訪問看護」にしても、「出生前診断」にしても、近しい話題であったため、とても興味深く読めた。寄り添うと言うことの本質を学ばされた。★★★★☆2024/04/04
Nyah
35
「訪問看護」本人が入院を拒否していても、両親は疲弊し医療保護入院を希望している。入院が続くと社会と隔絶してしまう。主治医と相談して本人の納得いくように‥とは難しい。「新型出生前診断」胎児の障害の有無を早期に判定できる新型出生前診断。障害があっても育てると決めた人は受けない事が多いし出生前診断で、障害あれば中絶という選択ができる事で障害があったら中絶する選択は9割、しかし産後適切なアプローチを用意することも可能。命の選別になるだけではないのだが。2024/04/28
かなっち
7
毎巻考えさせられる内容ですが、この第16巻も「精神訪問看護と出生前診断」という重いテーマを扱っていました。特に出生前診断は晩婚化と相まって、現実問題として自分だったらどうするのか…と考えてしまうのです。幸いにも自分の出産は若い頃に終わったので、不安になることなく病気に対しての知識もありませんでしたが。障害のある人への差別や選ばれる命…と問題は山積みですが、当事者の人たちが選んだ答えを周囲がフォローできる世の中であってほしいと思います。健常者であっても、育児は可愛いだけでは済まないのですから。2024/03/29
ぽんだま
7
今回もなかなか難しい問題だった。出生前診断…色々考える。覚悟が必要なんだよな…2024/03/06
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