リエゾン(20) ーこどものこころ診療所ー

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リエゾン(20) ーこどものこころ診療所ー

  • ISBN:9784065386378

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内容説明

累計240万部突破!!(※紙+電子含む)

障害を抱える人が必要な支援を受けながら
共同生活を送るグループホーム。

知的障害者の息子を育てるシングルマザーは、
子どもが特別支援学校を卒業するにあたり、
将来を考えて、子どもをグループホームへ
入居させることを考えるようになる。

志保(しほ)は母親と、グループホームの見学に付き添いながら
施設に対する近隣住民のまなざしを知る。
「医療」の先に続く営みと、
「居場所」のあり方に向き合うーー。

第20巻は「担当患者」「グループホーム」「緩和ケア」の3編を収録。

「全国学校図書館協議会選定図書」になった児童精神科医の物語に『コウノドリ』の鈴ノ木ユウ氏共感!!
「子どもの成長は嬉しい。ただ時に、親は不満を感じたり、不安になったり、自信をなくしてしまうことだってある。僕はそんな時、ただ息子を抱きしめます。この世にはこんなにも暖かいものがあるんだよって、いつも教えてくれるから。『リエゾン』を読み終わった後、ただ子どもを抱きしめてみてください」

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ネギっ子gen

49
【自分がこの世に存在するだけで、否定されていると感じてしまう人に、消えない苦しみに耐えきれず、いっそ自分が消えてしまいたいと願う人に…生きていてほしいと、どう伝えたらいいんだろう】今巻は、「担当患者」「グループホーム」「緩和ケア」の3編を収録。前巻の続きになる「担当患者」編で、希死念慮を抱く10代の少女に退院して数年後自死されたことを、近藤先生は志保に語る。「目の前にいても自殺を止められない。こんなに無知で無力だから、残される側の人間は、どこで間違ったのか、何ができたのか…一生問い続けることになる」と……2025/07/08

かなっち

3
2025年5月新刊。児童精神科医物語第20巻は、「担当患者」「グループホーム」「緩和ケア」の3編が収録されていて、考えさせられました。自殺を防げなかった医者の思いと、障害児を持つ親の苦悩。正解がないだけに、モヤモヤが止まりません。特に障害のある子への、いつまでも傍で見守りたい願いを持ちながら、叶わない絶望に胸が締め付けられます。一方で、施設近辺の、怖いという住民の気持ちも分かりますし。本編の、余命宣告された母親が、どんな答えを出すのか…次巻が待ち切れませんね。佐山先生の、親子問題の解決も気になりますから。2025/07/02

言いたい放題

2
救いがない。最終章? 終わるの?2025/06/07

ぽんだま

2
障害のあるこをもつ親の余命宣告。リアルにある話だからどう向き合うのか…気になる2025/06/04

なつのおすすめあにめ

2
ただマルボロを吸うしかないシーン……、重いエピソードだったぜ。2025/06/01

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