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内容説明
子どもに手を上げてしまう。子どもを見守ることができない。子どものためと言いながら、親はどこから一線を越えるのか。
社会はどうすれば、彼らと繋がることができるのか。児童精神科医が問うのは、親が示すべき愛情の形。
第8巻は「虐待と通告」「母子登校」「希死念慮」の3編を収録。
累計75万部突破!
「全国学校図書館協議会選定図書」になった
児童精神科医の物語に『コウノドリ』の鈴ノ木ユウ氏共感!!
「子どもの成長は嬉しい。ただ時に、親は不満を感じたり、不安になったり、自信をなくしてしまうことだってある。僕はそんな時、ただ息子を抱きしめます。この世にはこんなにも暖かいものがあるんだよって、いつも教えてくれるから。『リエゾン』を読み終わった後、ただ子どもを抱きしめてみてください」
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ネギっ子gen
49
【しつけと虐待の違いは明白。虐待は、暴力や恐怖で子どもを支配しようとすること。しつけは、子ども自身が考えて行動できるように導くこと。by 佐山】前巻からの続きの「虐待と通告」。「母子登校」「希死念慮」の3編。志保は職場体験の高校生に、子どもの自傷行為を「小さい子とか知的な障害のある子どもに多いんだけど。お母さんに構ってほしいけど、うまく言葉にできない時とかに、自分を傷つけることで精一杯、何かを訴えようとしてる」と説明。そこで高校生は「小さい子どもじゃないのに、自分を傷つけたり死にたいと言う人は」と質問。⇒2022/06/04
Nyah
39
虐待と通告:真剣に子供と向き合い、つい暴力を振るって落ち込む母と、虐待。/母子登校:親が先回りして声かけしてしまうと、自分で考えて行動する余地がなくなり、自立した行動がおこせなくなる。結果、学校に行くと失敗しそうで怖くなる。親に依存してしまう。‥過保護は子どもが求める以上に何もかもしてあげること。/希死念慮:職業体験にきた高校生。妹がリストカットし、死にたいと呟く。身近だけど、わかりあえない。だからどうしてなのか探ろうと思ったのね。/前巻から気になってた被虐待児の心彩ちゃん、保護されてよかった。2022/03/24
Die-Go
32
虐待は親のケアも大きく作用する。子どものためと言いつつ、過剰な暴力や暴言をしつけと称して行ってしまっている親をいかにその歪みを意識させ、自分の行為の課題をクリアさせていくか。一つ一つの話題が重いのだが、そんなに深掘りしないである程度の先行きが見えた時点でそのエピソードは終わりになる。先を読者の想像に任せるこの手法は良い。★★★★☆2024/03/31
活字の旅遊人
26
うまく行きすぎだろう、と思わせない程度の結論を散りばめる巧さが、好きだな。「虐待」「母子登校」「希死念慮」の3テーマ。9巻へのつなぎ方はいつもながらの技。単行本で読んでいるので、前の内容をあまり覚えていないのが難だな。2022/06/07
陸抗
25
しつけと虐待の違い。しつけが行き過ぎると虐待になるかと思っていたので、きちんと説明してもらえてきちんと理解出来た。虐待されていた心彩ちゃんが保護されて良かった。息子を一年送り迎えしてたので、斗真君のお母さんの気持ちが痛いほど分かる。うちもそうなってたのかしら。死にたい子は、何らかの原因から逃げたいだけで本当に死にたい訳じゃないと何かで見た覚えがある。その原因を取り除く手伝いが出来れば、一番なんだろうけど…。2022/03/27
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