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内容説明
累計180万部突破!!(※紙+電子含む)
全国で約2万5千人の子ども達が暮らす児童養護施設。
親元を離れて暮らす彼らの多くは、発達障害や虐待された過去を抱える。
それでも、親との暮らしを夢見ては、目の前の現実への絶望を繰り返す。
そんな子ども達に、大人ができることとは。
児童精神科の研修医は泊まり込みで、答えの糸口を探し続ける。
第14巻は「パーソナリティ障害」「就学旅行」「児童養護施設」の3編を収録。
「全国学校図書館協議会選定図書」になった児童精神科医の物語に『コウノドリ』の鈴ノ木ユウ氏共感!!
「子どもの成長は嬉しい。ただ時に、親は不満を感じたり、不安になったり、自信をなくしてしまうことだってある。僕はそんな時、ただ息子を抱きしめます。この世にはこんなにも暖かいものがあるんだよって、いつも教えてくれるから。『リエゾン』を読み終わった後、ただ子どもを抱きしめてみてください」
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ネギっ子gen
45
前巻からの続き「パーソナリティ障害」編は最初の2話にて完結となるが、何とも釈然としない重苦しい終わり方。監修医にとっても、キレイごとでは済まない厄介な病気だということでしょうね……。人間関係にトラブルが多い「自己愛性パーソナリティ障害」の吉瀬は、自身のモラハラにより妻から離婚宣告を。それでも吉瀬は、左遷された職場で自らを変えず、相変わらず職場で怒鳴ってばかり。今まで、パワハラで支店長を4人も潰した男。会社としてもどうにかしたいだろうが、これが難しい。辞めてもらうよう圧をかけると「不当解雇!」と騒ぐしね……2023/12/02
Die-Go
34
クリティカルヒットの巻。児童養護施設にでの子どものおかれている状況の一端を垣間見ることができる。親への期待と絶望。自分が何者かがわからず、さ迷ってしまう少女。★★★★☆2024/04/03
Nyah
34
児童養護施設って、今やそこで暮らす子どもの多くに親が生存している。だけど親元を離れて暮らさねばならない理由があり、親が迎えに来てくれるのを心待ちにしては、無惨に希望が砕ける。そんな様子がこの話を通じて知れ、切なかった。2024/01/07
陸抗
24
発達障害でも、理解して寄り添ってくれる人達が側にいるだけで楽しく生きていける。人間関係って本当に重要だし、大切にしてくれる人と出会えるって奇跡ですね。児童養護施設に暮らす子供の9割が親が居るなんて、知らなかった…。車に子供だけ残してるの、何度か見かけてハラハラしたことあるから、本当に止めて欲しい。熱中症の危険もあるし、連れ去りの可能性もあるし、一回平気だと何度もやってそうで怖い。2023/10/23
海(カイ)
8
パーソナリティ障害 完結 人間関係にトラブルの多い、自己愛性パーソナリティ障害を抱える吉瀬の夫。最終的にはこうなる。 看護師の菊池楓に依存している境界性パーソナリティ障害の黒島一美。医療関係者と友達にはなれない。サポートを提供しつつ一定の距離を保つことが必要。 修学旅行 クリニックの全員で旅行に。 それにしても……一文字増やしていくしりとりって・・・。 ↘2024/01/25