リエゾン(4) ーこどものこころ診療所ー

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リエゾン(4) ーこどものこころ診療所ー

  • ISBN:9784065226087

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内容説明

子どもの10人に1人は、何らかの障害を抱えているとされる現代。佐山クリニックの受付係・市川渚は、児童自立支援施設から一時帰宅中で、隣室に暮らす少年・阿形俊彦を気に掛ける。非行に走った俊彦は複雑な家庭環境で育ち、ある問題を抱えていた。そして、佐山クリニックでは、研修医・遠野志保が、佐山卓から、児童精神科医として診察の心構えについて、指導を受ける。限られた診察時間の中で、志保はわが子の成長に疑問を持つ母子とどう向き合うべきなのか――現代の不良と障害の複雑な関係を描いた「非行少年」編、心の病と精神科を取り巻く現状について描いた「病院選び」編ほかを収録。

児童精神科医の物語に『コウノドリ』の鈴ノ木ユウ氏共感!! 「子どもの成長は嬉しい。ただ時に、親は不満を感じたり、不安になったり、自信をなくしてしまうことだってある。僕はそんな時、ただ息子を抱きしめます。この世にはこんなにも暖かいものがあるんだよって、いつも教えてくれるから。『リエゾン』を読み終わった後、ただ子どもを抱きしめてみてください」

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ネギっ子gen

36
佐山クリニックの受付係・市川渚は、隣室の少年が気になる――。その児童自立支援施設出身の少年は、切実な問題を抱えていた。志保は佐山先生から、児童精神科医として診察の心構えについて、指導を受ける。そして、“待ち時間は長いのに、診療時間が短い”総合病院と違って、患者の話をじっくり聴いてくれる「佐山クリニック」に、(前巻の流れで)佐山先生・兄の魔の手が忍び寄る――。非行と障害の複雑な関係を描いた「非行少年」、心の病と精神科を取り巻く現状について描いた「病院選び」他に、「恋話」「ステップファミリー」の4編を収録。⇒2021/04/25

Die-Go

30
誰しも凸凹を抱えている可能性はある。それを助長してしまう、親からの虐待はそれだけに罪深い。しかし、その親にも凸凹があるのだなぁ。子どもを治療するなら親も含めて治療する必要がある。★★★★☆2024/03/29

Nyah

28
「非行少年」編 同じ障害を持つ子ども出も病院を受診できるのは保護者や支援者が気付く環境にある比較的恵まれた子どもです 「病院選び」編症状が、身体に出たら心療内科で、症状が心に出たら精神科。パニック障害。約1割の方が一生の内に何らかの不安障害を経験すると言われてる。耐え難い恐怖を感じた時にはまず一番にパニック障害では決して死なないということを思い出してください。「恋話」編初めて担当した患者から恋愛相談を受ける 「ステップファミリー」編発達性ディスレクシア/子育て中だし、興味は尽きない。障害受容は難しい。2021/03/23

manamuse

18
信号待ちの小学生を道路に突き飛ばすとか、ベビーカーを5階から投げるとか、普通に殺人事件なんだよなぁ。障害があるからって、被害者は納得できるわけないし…。何かしてあげたくてもプロに任せるしかないよなー。ただ、大きな病院の精神科や心療内科は信用ならん。かといって、ここみたいな理想のクリニックもない。そりゃ救われないわ。2023/09/25

陸抗

16
「非行少年」を読んで、知的障害のお子さんがいるお母さんが、支援学級でも情緒クラスなら大丈夫ね、と言ってた意味がやっと分かった気がした。互いに早目の支援は出来てるので、俊彦君のようになるとは限らないけど、身につまされた。病院は、待ち時間は長いけどじっくり診てくれる所が多いので、不満はないかな。2021/03/28

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