- ホーム
- > 電子書籍
- > コミック(少年/青年)
内容説明
時は17世紀、オランダとスペインの行く末を決める「ブレダ攻囲戦」! その補給路を懸けて「恐怖の子爵(ホラー・ヴィスコンデ)」との戦いに臨むイサックとプリンツ。女男爵エリザベートの加勢を得て、目指すは敵フースデン要塞の攻略だ。エリザベートが囮となり、要塞内部へ入り込むことに成功。食糧や弾薬を焼くべく倉庫に潜入するが、そこにヴィスコンデが戻って来た! ヴィスコンデがとろうととしている手段、それは要塞内部の火薬庫へ大砲を放ち、要塞もろともイサックを葬り去るという大胆極まりないものだった!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
眠る山猫屋
50
恩師を殺して銃を奪ったロレンツォ(錬蔵)を追って海を渡ったイサック(猪佐久)のオランダ独立を巡る戦いは終わった。複雑に絡み合う国際情勢の中、争乱を望むロレンツォにあと一歩届かず・・・。神聖ローマ帝国のプリンツたちとの友情を経て、海賊たちの海に舞台は移された。徳川幕府が成立した頃、オランダは未だ独立を果たしてはいない。海路はスペインに代わって台頭したイギリスが支配していた時代、それでもオランダは日本への窓口であり続けていた事を改めて知る。ためになる漫画だなぁ。2024/01/30
JACK
11
☆ オランダは独立を目指してスペインと50年以上戦争してきた。この大戦争の決戦とも言うべきフースデン要塞を巡るブレダ攻囲戦に挑むイサックたち。この戦いの決着によってヨーロッパの未来が変わる。強敵「恐怖の子爵」との決着はいかに。ロレンツォ暗躍の噂も語られ、イサックが背水の陣で挑む最終決戦の準備が描かれます。早く先が読みたい。オススメ。2023/06/17
毎日が日曜日
8
★★★★2023/05/27
北白川にゃんこ
7
最終決戦だ!ヨナスという可愛いおじさんが最後の仲間だ!マジか!2023/09/18
笠
4
3.5 新刊読了。大砲に囲まれた絶体絶命の窮地から抜け出し、ヴィスコンデの心を折る完勝。そしてついにロレンツォの足取りを掴む。プリンツとの絆がとにかく熱くてかっこよかった。イサックと離れたくないというのはゼッタの希望でもあるけど、保護するというプリンツの申し出を拒否してあくまで自分が死ぬときはゼッタも死ぬ、ゼッタの命も賭ける、というのは…どうなの? これが恋人だったら全然アリなんだけど、子供だから…子供の命を積極的に賭けるってのは…どうなの?と正直思ってしまった。2023/06/29