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内容説明
迷訳、珍訳、誤訳のウラに深~いワケあり。古典的名作からスラング、最新IT用語まで、驚きの翻訳ウラ事情。
目次
プロローグ 翻訳者はワケあってウソをつく(名刺交換―え?スーツ着て翻訳されてるんですか!?;「翻訳する」ってどういうこと? ほか)
1 日本語はなんとなくウソをつく(「天才は~99%の努力の賜物」…なんてエジソンは言ってない!?;アイラブユー…日本人に「愛」は似合わない? ほか)
2 英語は都合よくウソをつく(「白い足袋」が「白い手袋(white gloves)」と訳されたワケ
原爆投下は、たった1語の誤訳が一因になったって? ほか)
3 翻訳タイトルはムチャクチャなウソをつく(「翻訳タイトル」には要注意!?;直訳から意訳、誤訳まで「翻訳型タイトル」 ほか)
4 カタカナ語はしたり顔でウソをつく(日本語表記の3種の神器;外来語はときに混乱を引き起こす? ほか)
5 機械翻訳は永遠にウソをつく(みんな知っている名言「時間蠅は矢を好む」;機械翻訳の未来 ほか)
著者等紹介
福光潤[フクミツジュン]
1971年、兵庫県姫路市生まれ。関西学院大学文学部英文学科卒。英語講師、日本語学校の海外営業、霞が関の特許翻訳専門会社勤務を経て、現在、同社の専属翻訳者。英検1級、TOEIC955点、仏検3級、認定ルービック・キュービスト(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ユウティ
1
小難しくもなく、ふざけてもおらず、でも軽めの調子ですごく読みやすい本だった。こういうのを英語の授業にも取り入れていかないのかなぁ。外国語だけでなく、母語を知り、母国の文化を知って、文才も必要。気が遠くなりそうだけど、きっとそこが面白いんだろうなあ。2016/08/09
M1号
0
素人向けで非常に軽く面白く読めた。翻訳に正解はない、というように、時とか場合とか目的とか読む人によって名訳にも誤訳にもなりうる。商品名となれば、正しい訳=売れる、でもないし。だから日本語センスが問われるし面白いのでしょう。映画タイトルとかたまによぅ思い付いたなぁ!て感心するような妙訳あるよね。2013/07/13
mascooma
0
翻訳の面白さを知る入門書。楽しんで読めました。2009/08/23
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