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内容説明
後に「三十年戦争」と呼ばれる戦いを繰り広げる17世紀の神聖ローマ帝国。落城寸前のフックスブルク城にたった一人の援軍として現れた「イサック」と名乗る傭兵。迫る敵スペインの大軍を日本から携えた火縄銃で撃退する活躍を見せるイサック。だが偵察中にスペイン重装騎兵に急襲され、イサックは一人奮戦する!『勇午』の真刈信二氏と『死がふたりを分かつまで』のDOUBLE-S氏が送る、骨太エンターテイメント第2弾!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
スター
38
この巻も面白かった。手傷を負ったイサックは、1人で銃を撃てず、ゼッタの手を借りて戦場へ。圧倒的な軍勢を誇るスペイン軍と戦う事に。2019/06/16
眠る山猫屋
37
重装騎兵たちを独りで倒したイサック。満身創痍でも皇太子の大軍にも怯まず、ハインリッヒを励ます。武士です。ちょっとカッコ良過ぎですが。『狼の口』を彷彿とさせる戦闘が続く中、二代目スピノラが新たな戦い方で迫る。そしてそこには仇も・・・。ゼッタ可愛い。けれど彼女の信仰には、キリスト教異端カタリ派(?)っぽい影がちらつく・・・。2018/04/16
緋莢
16
偵察の最中、敵襲を受けたイサック。何とか退けるも左腕を負傷してしまいます。スペイン軍と戦うために、籠城ではなく渓谷での奇襲を提案。1巻でイサックに助けられた少女・ゼッタが、負傷したイサックのサポートに 名乗りをあげます。わざと外し、スペインの王子を逃げさせ、兵の戦意を喪失させる。射撃の腕だけでなく、見事な頭脳を持っているイサックが見事でした。そして、イサックが 追う仇・ロレンツィオもついに姿を見せます。イサックと同じ銃を持つロレンツォ。イサック(猪左久)とロレンツォ(錬蔵)の因縁の原因は? 2018/08/12
JACK
12
親方の仇を追って日本からヨーロッパへと渡ってきた凄腕の銃士イサック。圧倒的多数のスペイン軍に囲まれたフックスブルク城を護るべく彼らは戦う。地の利を活かした奇襲と、イサックの遠距離射撃、そして彼の作戦によって戦いは有利に進んでいるかに見えたが…。自ら傷を縫うシーンは痛みを想像してこちらも痛くなります。物語の展開の速さも内容の面白さも魅力的な作品です。オススメ。2023/02/11
サケ太
11
傷だらけのイサック。迫るスペイン軍と現れる仇。異郷の地で放たれる、漢字の刻まれた火縄銃。このギャップが好き。2019/03/22




