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内容説明
時は1620年。後に「三十年戦争」と呼ばれる戦乱の最中にあった神聖ローマ帝国。落城寸前のフックスブルク城にたった一人の援軍として現れたのは「イサック」と名乗る男だった。彼は遠く日本から仇を追ってヨーロッパへ渡って来たという。イサックは携えた火縄銃でスペインの大軍を二度撃退した。その頃、イサックと似た火縄銃を持つ「ロレンツォ」と名乗る男が敵側に参陣した!風雲急を告げる骨太エンターテイメント第3弾!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
スター
29
この巻も面白かった。敵同士で戦うイサックとロレンツォの、日本でのエピソードが語られます。2019/07/06
眠る山猫屋
29
ロレンツォ(錬蔵)との因縁が語られた。しかし、しほりさまはまだ拘束されているのだろうか。かなりの時間が流れてしまっているが・・・。現代の狙撃戦のセオリーを冷徹に実行するロレンツォに、イサックの戦術は通用するのか。おかえりボルマン隊長、やっぱり良い人だった。2018/04/19
緋莢
14
イサック(猪左久)がロレンツォ(錬蔵)を追う原因となった出来事が語られます。イサックが持つ盡(尽)とロレンツィオが持つ信の銃。この二挺が揃えばその作り方が分かるようになる。「太平の世で生きる男ではない」ロレンツォは 2人の師匠の言葉通りの男でした。城へ攻めてきたスペイン軍。圧倒的不利な状況の中、勝つためにはロレンツィオを撃つ事が必要。そんな中、「私が撃つわ」右腕の使えないイサックに代わり、ゼッタが宣言。緊迫感があります。2018/08/12
JACK
11
☆ 日本からヨーロッパへ渡った二人の銃士イサックこと猪佐久と、ロレンツォこと錬蔵。二人の因縁が語られる3巻。親方の作った最高傑作の銃「尽」と「信」を操り、戦場を駆ける二人はフックスブルク城を巡って戦う。契約に従って戦う傭兵たちの、金だけではなく、この人のためだから戦うのだ、という心意気に感動させられました。それにしても全く安らぐ暇のないスピーディな展開から目が離せません。オススメ。2023/02/11
北白川にゃんこ
6
おまえが撃つのか!撃つしかないな。2022/03/08
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