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内容説明
プリンツ・ハインリッヒが指揮をするプロテスタント軍はカソリック軍の将軍・ヴァレンシュタインの狡知と、イサックの仇敵・ロレンツォの狙撃により壊滅した！ 戦場を逃げ延びたイサックを一人追うロレンツォ。誰も見る者がいない、一対一の死闘が始まる！ そしてイサックと別れ別れになったゼッタは、プファルツ選帝侯・フリードリヒ五世と二人、カソリック軍から逃げることに！ ゼッタはイサックと再会することが出来るか！？
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
眠る山猫屋
36
ヴァレンシュタインの知略の前に潰滅したプロテスタント軍。選帝侯と共にゼッタは逃避行。使い物にならない貴族を抱えての珍道中に、ゼッタは奮戦中。一方イサックはロレンツォとの死闘の末に・・・。ロレンツォの狂気の表情が凄まじい。ロレンツォが、イサックの執念を紙一重でかわしたということか。そしてプロテスタント軍残党によるプリンツ奪還珍作戦を必死に止めるクラウス。欲得づくのクラウス、リアリストの本領発揮(笑)2020/02/21
こも 旧柏バカ一代
27
敗残兵になったイッサク。イッサクの銃を狙う同郷のレンゾウ。それぞれの思惑を込めた狙撃戦。決着は猟師が仕掛けた罠だった。それにしても、貴族と平民の区別がつかない。カトリックとプロテスタントなんて仏教徒から見たら同じにしか見えないのになぜ争う？他の宗教の連中を入れても。。2020/02/22
JACK
13
☆ 神を信じてさえいれば救われる、救われないのは信心が足りないからだ、と戦から逃げて祈り続ける選帝侯。彼は王でありながら皇帝から帝国追放刑にされている。イサックを信じる少女ゼッタはイサックの役に立ちたいという思いで選帝侯とともに敵から逃げ続けるのだが…。2挺の銃を巡るイサックの想いとロレンツォの執念が交叉する8巻。ピンチになった時のロレンツォの決意が凄い。次に彼が登場する時はどんな姿になっているのか気になります。2023/02/16
北白川にゃんこ
6
ロレンツォ！やりやがったあの野郎！やりやがった！2023/02/27
毎日が日曜日
3
★★★★2021/07/23
