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内容説明
オランダとスペインの行く末を決める「ブレダ攻囲戦」で大きな働きをしたイサック。傭兵としての戦いを終え、いよいよロレンツォを討つ、という使命を果たす時が来た。小悪党ヨナスの話によると、フランスの港町サン・マロに銃を持った百人の女達と共にロレンツォが潜伏しているという。フランスで虐げられているユグノー(改革派教会)信徒の少年アンリ、ゼッタ、ヨナスと共にイサックはサン・マロへ向かう。ヨナスの口利きで密輸船に乗り出港した一行。だが船に異常事態が発生! イサックの仇討ちの行方は!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
眠る山猫屋
39
戦国時代末期、仇を追って宗教戦争に揺れる欧州に渡ったイサック、海賊たちの町サン・マロに到達。そこは仇敵ロレンツォが女たちに銃を与えて守護させた鉄壁の要害。破壊と戦乱を望むロレンツォ、敵討ちよりも人命を優先するイサック。恩義を返すロドリゴ、信義に応えようとするヨナス(苦笑)など、今回も救いのある面々が、暗くなりがちな復讐劇の救いだ。2024/12/27
りー
16
なんつーか、錬蔵のフェロモンが増し増しでないかい?一番うっとりした顔をするのがイサックに命を狙われている時だというあたり、変態の真骨頂✨✨。あとがきではブルターニュがケルトの色彩を多く残す地域で、未だに自分達はフランクではなくブルトンだと主張すると書いてあって、興味深い。現在のバカンス地、昔は海賊の拠点っていう、サン・マロ、行ってみたいなぁ~😄2023/11/23
JACK
11
☆ 傭兵としての戦いを終え、親方の仇であるロレンツォを探し続ける銃士イサック。彼はロレンツォが小さな港町サン・マロにいることを知り、そこへと向かうのだが、途中には様々な困難が待ち受けていた…。イサックの銃自体の性能と彼の狙撃の腕の凄さを見せる場面は圧倒的な驚きと爽快感があり、魅力的。仇討ちで我を忘れそうになったイサックが仲間のことを思って冷静になる場面や、男同士の信頼と尊敬が描かれる場面にも惹かれます。オススメ。2023/11/24
毎日が日曜日
7
★★★★2023/11/24
北白川にゃんこ
5
邂逅!2024/04/24