イサック(7)

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イサック(7)

  • ISBN:9784065169421

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内容説明

襲い来るスラヴ騎兵、マジャール弓騎兵! 彼らを率いるのは傭兵隊長ヴァレンシュタイン! ヴァレンシュタインは、プリンツ・ハインリッヒの兄であるプファルツ選帝侯フリードリヒ五世を狙う! 強大な敵に対し、兵数の少ないハインリッヒはそれでも兄を守るため起死回生の一戦に挑む! イサックの銃は圧倒的に不利な状況をひっくり返すことができるか!?

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

眠る山猫屋

33
後世に名を残す戦略家ヴァレンシュタインが立ち塞がる。まさに狡知!プリンツの兄上は融通の利かないコチコチ頭だし。絶体絶命なイサックより気になってしまったのは、原作者が語る『二人の旅』。地球を真逆に廻って欧州に辿り着いていたなんて。そしてそんな日本人は、それなりの数いたなんて。鎖国からこぼれ落ちた日本人たちが自由意思・強制・偶発にせよ旅する姿を想像するのは、感無量じゃないですか!2019/09/28

こも 旧柏バカ一代

22
ヨーロッパの弓騎兵、アジア系の弓騎兵が蹂躙してくる。それを火縄銃で応戦するが軍馬だからか銃声に驚かないから相手を混乱させることも出来ない。 そして、蹂躙され、、、イッサクのみ生き残った?2020/02/16

毎日が日曜日

15
★★★★ 選帝侯の兄と合流するも信仰に逃げていて軍がまとまらない。ヴァレンシュタインを打ち取ろうと戦うも全滅。続きが気になる。2019/09/22

JACK

13
☆ 神聖ローマ帝国最強の傭兵隊長ヴァレンシュタインは、自らの帝国を建てる夢を掲げていた。彼の軍団には東方の騎馬民族の末裔である「スラヴ騎兵」、騎馬に乗って弓を扱ったら欧州最強の「マジャール弓騎兵」が組み込まれており、その強さは圧倒的。そんな彼らの次の標的が最強の銃士イサックを擁するプリンツたち。最強の敵だけでなく、身内の弱さとも戦わなければならなくなったプリンツたちはこの苦境をどうやって抜けるのか…。壮絶な戦闘に惹き込まれました。様々な因縁が物語を複雑にしていきます。次巻が気になる終わり方です。オススメ。2023/02/15

りー

8
やっと味方と合流できたと思ったら、またしても大ピンチ。マジャール弓騎兵、スラヴ騎兵、大活躍です。人を殺しながら自分の心を生かしておくって、いざとなれば普通にできるのだろうか。信仰のためならば、笑いあった隣人を殺して悔い無いのだろうか。あとがきで触れているサラゴサ条約、本当にえげつない。ヨーロッパ、カトリックや教皇にキラキラしたイメージ持っている人たちに読んでほしい。・・・宗教も成熟するのだろうか。だとしたら、今はどうなのだろう。物語の方は相変わらずのイサック無双。次巻はいよいよ宿敵との再会!?2019/10/14

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