イサック(10)

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イサック(10)

  • ISBN:9784065219874

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内容説明

ヴァレンシュタイン将軍の追撃を受けながら、オランダへ向かうイサック一行。ライン川手前でヴァレンシュタイン軍に追いつかれ、味方は混乱する。イサックは自軍を逃がすため一人残ろうとするが、ゼッタはイサックと二度と離れ離れにならないと叫び、戦線へ飛び込む! 果たしてイサックは無事にオランダへたどり着き、銃を奪ったロレンツォにたどり着くことができるか!?

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

眠る山猫屋

37
プリンツたちと別れ、舞台はオランダへ。イサックとゼッタ、おまけに商人クラウスの三人旅。ちょっと絵柄が変わったかな?肩の力が抜けたよう、特にクラウスが和ましてくれる。もっとも物語は片足と引き換えに銃を奪った錬蔵(ロレンツォ)が常に先行していて、スペイン軍の狙撃手として立ちはだかる。必殺の狙撃術を封じられたイサックの侍としての矜持。防城戦は不利な条件ばかり、まともに戦えば勝ち目は見えない。クラウスあたりが何とかしてくれないものか。裏技頼むよ、クラウス!!2021/01/24

JACK

11
☆ いくつもの別れを経て物語の舞台はドイツからオランダへ移る。イサックのロレンツォを追う戦いは続く。戦場でともに戦った仲間との別れは読んでいても辛いですが、再会を誓う姿には感動をおぼえます。この作品は凄腕の銃士の物語ですが、単にスーパーヒーローを描くアクションものではなく、信念と執念の物語です。当時の世界情勢や人々の生活、武器の仕組みや傭兵の組織など、様々な背景が描かれていて実に魅力的な作品になっています。もっと多くの人に読んでもらいたい名作。オススメです。2023/02/18

北白川にゃんこ

6
今度は城攻めだ!2023/03/02

毎日が日曜日

3
★★★★2021/07/23

3
3.5 新刊読了。ロレンツォを追ってオランダのライデンへ。プリンツや選帝侯とは別れ、ゼッタ、クラウスとの三人旅。ライデンでは目的を達成できず、ロレンツォは親方の銃の量産化を始めていた。そしてまた戦場へ…。いやー、ひたすら戦場を転々としているが、なかなかロレンツォを倒せる気配がない。何となく同じことの繰り返しに思えてきた。そろそろ劇的な変化か、クライマックスに向けての盛り上がりがないと辛そう。2021/02/09

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