日常生活の探究 ライフスタイルの社会学

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日常生活の探究 ライフスタイルの社会学

  • 著者名:大久保孝治
  • 価格 ¥1,650(本体¥1,500)
  • 左右社(2021/07発売)
  • GW前半スタート!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~4/29)
  • ポイント 450pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784903500928

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内容説明

私たちの毎日の生活には、どのような要素があり、共同体や時代の力はどのように働いてきたのだろうか。また急速な高齢化や長期の不況は、どのような変化をもたらしているのだろうか。 「震災」「生涯独身率」「あなた(小坂明子)」「故郷(唱歌)」「ブログ」「ONE PIECE(マンガ)」「村上春樹」など身の回りのさまざまな要素をとりあげ、私たちの日常生活の構造の変化を明らかにし、さらなる「個人化」のすすむ来るべき時代の生活を考える。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ほほほ

24
もっとも身近でいつも接しているもの、「日常生活」「ライフスタイル」についての本。著者の日記風ブログのファンなので、大好きなブログの秘密を知りたくて購入してみました。大満足。当たり前の日常や目の前にある人生について、どこか不安定な揺らぎを感じることのある今、その理由はなにか?、どうすればぐらつく足場を強化できるか?、生活や人生を構成する色々な要素をわかりやすく整理しながら、バランスのとれた生き方を指南してくれるこの本を読めて本当に良かった。放送大学のテキストですが、教科書というより読み物として満喫しました。2015/06/28

きいち

18
「日常生活は出現の感覚を異にするさまざまな行動パターンから成り立っている」「不安定化した日常のバランスを回復するには…日常の内部に安定した足場を構築していくほかはない」その足場、一つを強固にするのではなく、たくさんで支えることを提案。趣味の縁やブログ・SNSは想像つくけど、虚構や妄想まで広げるのは著者ならでは。きつい時に妄想が支えてくれることって、確かにある。◇実用的なノウハウとして挙げられるのが「書くこと」。日記、自分史、ライフプラン。文字にすることの有効性。この読メも、確かに自我安定の効果あるもんな。2014/04/28

けめこ

2
前期の授業の指定教科書だったが、だらだらと読んでいてようやく読み終わった。社会学は、世間の人々の動きや思考、その背景を考えているから、小説にも役立つ。日本史の教科書的な歴史ではなく、人々の生活がどううねってきたか書かれている。これを知ってると、より生々しい人間が描けそう。新たな幸福の物語の提示、これが今の小説に求められていることかも。放送大学叢書、読みやすいし勉強になる。他も読みたい。2017/01/09

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