内容説明
部活動、いじめ、受験勉強。 どこまでが学校の責任か。 家庭・塾・地域に光をあてる、教育バランス改革論! 日大アメフト部の問題、教員の過重労働問題といった時事的なトピックとともに、公教育と私教育のちがい、歴史的な教育の役割の変遷、法律のなかでの学校の位置づけなど、現状の日本教育の問題点を総ざらい。 学校の枠を飛び越えて、「教育」のあるべき姿を捉え直します。 「教育とは自立を促すことである」という教育本来の目的を見つめ続けた著者が書く、思い込みをなくし、子どものための教育を一から、自分で考え直すための教科書。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
かりん
3
3:《一味違う切り口の教育論。》「公教育を良くしていく」「公教育以外の教育は悪」という方向の教育論が多い中で、一味違った切り口。民間教育の話かと思っていたので、その点は予想と違ったが、いろいろと考える契機に。国が公権力を否定したら自殺行為となる中で「現在わたしたちが、教育の場として公教育の学校に大きく依存している状況は、はたして時代を超える人材・人物を生み出すのだろうか」という問いに唸る。ではどんな公教育と私教育なら良いのか、その姿はまだ私には見えない。E2021/12/12
イカ
2
教育論と言うと、誰もが好きなように何でも言えると思われがちだが、専門家の話は少し違う。 奇をてらったような教育論が横行する中で、この本は堅い基盤に立った保守の王道という感じで、読者に幅広く考えさせるような内容だった。2019/03/26
-
- 電子書籍
- 婚約者は、私の妹に恋をする【分冊版】 …
-
- 電子書籍
- 冷血公爵の攻略方法【タテヨミ】第51話…
-
- 電子書籍
- ピュアソウル 第4話 ROCKコミック
-
- 電子書籍
- 図解「デザイン思考」でゼロから1をつく…