内容説明
砂海の塔の攻略と、『全員生還』の誓いを掲げ、ナツキ・スバルは『死』行錯誤を重ねていく。立ち塞がる五つの障害、増えていく『死』のカウントに心をすり減らしていくスバルだったが、孤軍奮闘する彼をベアトリスを始めとした仲間たちが支える。「ナツキ・スバルは、決して超人じゃない」と。
かけられた言葉を握りしめ、新たな打開策を求めるスバルの前に現れる一冊の本――それは消えた過去を辿らせる、『菜月・昴』の『死者の書』だった。
「愛してるッス、お師様。――四百年なんて、明日の明日みたいなもんだったッスもん」
大人気Ｗｅｂ小説、昨日と明日の交錯する六章完結。――君とまた会うため、歩いてきたよ。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
雅
63
盛り上げて盛り上げて壁にぶつかるのがリゼロらしさだけど、今回は遂に壁を乗り越えた。熱い展開に興奮した!2022/10/20
よっち
44
砂海の塔の攻略と全員生還の誓いを掲げ、死に戻りで試行錯誤を重ねていくスバル。仲間に支えられ新たな打開策を求める彼の前に、『菜月昴』の『死者の書』が現れる第二十五弾。消えた過去を辿らせる死者の書の存在。乗り越えた先に見出す局面打開のための総力戦。今いるメンバー全員をよく見て今の戦力でやれることを考え抜いたスバルの適材適所な采配も流石でしたけど、ラムやユリウス、エミリアたちそれぞれの奮闘にも見せ場があってぐっとくる展開でした。なんか最後の方はしんみりした結末だと思っていたら、最後の最後でようやく来ましたね…。2021/02/16
かんけー
37
読了♪怒涛の第６章完結編!死に戻りからスバルは即座に現状把握し、ベアトリスと意識の共有化とReスタートを宣言(^^)dそこから、スバルの信頼する仲間達が自身の役割分担を自覚し、エミリア、ラム、ユリウス、メィリィ等が目の前の敵と対峙する。最大の仇敵レイドアストレア!暴食の大罪司教なんぞ問題外にズタボロにw伏線の回収も続々なされてスバル対スバルのシンクロと、蠍と化したシャウラが儚げで涙を誘う。記憶を奪われても、元気なエミリア(⌒‐⌒)♪読んでてホッコリ♪暴食のロイが手を換え品を変えラムを翻弄するも？スバルの→2020/12/29
まるぼろ
29
第六章完結。全員で生還しての塔の攻略を掲げ死に戻りを重ねながら心を摩耗させていくスバルだったが、そんな中でスバルは｢菜月・昴｣の死者の書を見つけ…というお話です。今巻はどのキャラも大活躍でカッコいい見せ場てんこ盛りなお話でしたが、個人的には自信で記憶を取り戻してみせたスバルに触発されて｢最優の騎士｣としての自分を取り戻したユリウスもまたカッコよかったな、と思いました。勿論スバルとベティにメィリィのトリオもラムもエミリアもカッコよかったですが。そしてラストで待望の…、次章もどんな話になるのか楽しみです。2021/01/02
いお
16
6章完結。プレアデス監視塔攻略！って、晴々しい気持ちはあるけれど、いろいろもやもやしてる。暴食の正体、ユリウスとレイドの戦いは面白かった。けれど！毎回毎回、情報が多すぎて、理解が追いつかない。そして、肝心なところが分からず、この章、完結って、また忘れてしまうよ。2021/02/19
