内容説明
ペテルギウスとの死闘に敗れ、再び時を遡ったナツキ・スバル。他者の肉体を乗っ取る邪悪、ペテルギウスの目論みを打ち砕くために! 一方、ロズワール邸に残るエミリアも、屋敷周辺の異変に気付いていて――!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
雅
59
遂に掴んだ勝利と、愛しの人との和解。ようやくハッピーエンドかと思いきや、衝撃的な展開。もうこの作品から離れられない2019/05/16
まりも
55
無力な少年が、運命に抗う物語の第九弾。大罪司教の怠惰のペテルギウス戦最終章となる話。w大半の部分はアニメで放映済みでしたが、内容が分かっていても胸が熱くなる展開だったので大変満足しました。ペテルギウス戦に関しては、死に戻りを駆使するだけなのでそこまで盛り上がる要素は無かったけど、エミリアとのやり取りは中々に素晴らしく、スバルが惚れた女の為に男を見せた印象的なシーンだったと思います。ここでハッピーエンドなら良かったんだけど、次の相手は強欲に暴食。王選の行方も含めて、今後の展開から目が離せません。2016/09/24
よっち
41
ペテルギウスとの死闘に敗れ舞い戻るスバル。一方ロズワール邸に残るエミリアも、屋敷周辺に潜む異変の存在に気付き領民の安全のため動き出す第九弾。苦い過去の記憶を再検証し、ペテルギウス攻略の障害となる芽をひとつひとつ仲間と潰していくスバル。出自が壁となって拒絶されショックを受けるエミリアを助けた光明。妄執を抱える相手との苦闘の決着とエミリアと再会に至るまでの展開はとても良かったですけど、それでめでたしめでたしとならないところが厳しいですね。今回の顛末が新展開にどう繋がってゆくのか、次巻以降の展開が気になります。2016/09/21
かんけー
40
凄い展開に圧倒されて?アニメで追い付いてしまった物語ではあっても?文章に依る細かい表現に(アニメ)と重ね合わせて、原作の持つ独特のエッセンスを堪能して。ペテルギウスに憑依され自ら命を絶つと言う暴挙に出るスバル..実際はフェリスに無理を聞いて貰い、死に戻る。読んでてスバルのフェリスのユリウスの覚悟が真摯に感じられて!村人から拒絶されるエミリアの哀しみは想像も出来ない?ほど深く、其れでも絶対に諦めないスバルがカッコよく頼もしい(^.^)ペテルギウスのしつこさ醜悪さに呆れ、ユリウスとスバルの得難い友情に共鳴し、2016/09/25
まるぼろ
39
第三章完、アニメの最終回とその後の残酷な結末までのお話です…。実はこの巻が出るのを待ちきれずにWeb版で第三章の終わりまで読んでしまったのですが、それでもやはり辛い締めくくり方だったと実感させられました。スバルの方は言わずもがな、かつてルーリエ殿下を失い、クルシュと共に王選の決意を固めていたフェリスの無力感は如何許かと思うとやり切れない物がありました。それでも白鯨の前に散った筈のテレシアから受けたヴィルヘルムさんの古傷が再び開くなど微かな希望もあり、第四章へ向かう次巻以降どう話が展開されるのか楽しみです。2016/10/08
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