内容説明
魔都カオスフレームを襲う未曽有の事態、それは帝国を滅ぼしかねない災いの顕現。
魔都に集ったものたちが戦いを挑む中、勝算を探るアベルが辿り着いたのは、星の巡りたる天命を知る『星詠み』――その役目を負う見知った人物だった。
時を同じくして、ナツキ・スバルと別れ、城郭都市に残ったレムの下へも凶報が舞い込む。空を埋め尽くす飛竜の群れの襲来に、阿鼻叫喚の地獄と化した都市を往くのは、竜を率いた怒れる竜人の少女――。
「――なんだか、壮大な物語が始まる予感がしませんか?」
大人気Web小説、団結と離別の三十幕。――この雪を連れて、私はあなたに会いにきた。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
よっち
30
帝国を滅ぼしかねない災いの顕現による、魔都カオスフレームを襲う未曽有の事態。魔都に集ったものたちが戦いを挑む中、勝算を探るアベルが『星詠み』の存在に辿り着く第三十弾。大災を倒すための鍵を握る『星詠み』タリッタの葛藤とその顛末、一方城郭都市に残ったレムたちのもとに舞い込む空を埋め尽くす飛竜の群れの襲来。ようやくエミリアたち馴染みのキャラの登場もあったりしましたけど、一方で次々と帝国の新キャラやその因縁も出てきて、スバルやレムたちもそれに巻き込まれていて、帝国編はまだまだ終わりが見えそうにもないですね(苦笑)2022/08/16
かんけー
30
読了♪冒頭、カオスフレームの紅瑠璃城の倒壊。アベルはその漆黒の「影」を大災と。ヨルナとアベルのやり取りに、その原因がスバルが関連している事に憂慮する。Re ゼロをシリーズ通して読んでる読者ならそれが何かは一目瞭然だが、ヴォラキア帝国の人物はその厄介さを認知しながらも?事の重大さ以上の認識力が乏しいのは仕方ないと。この時点で既に今後の展開の伏線は多々ちりばめられて。タリッタは星詠みの運命に翻弄され自身を見失いかけ、然しミディアムはちっちゃくなってもその天真爛漫さと真っ直ぐさを失わず、唯一の救いだと→2022/06/30
ななし
10
いや〜面白かった!展開が二転三転してスピード感溢れる巻でした。謎や伏線らしきものも多数出てきて敵,味方陣営の人員がどう動くのか?という点にも注目です。合流の兆しも見えてきたので次巻からの展開にも目が離せません!2022/10/15
らいおねる
10
王選の5人にその周り、そして大罪司教7人で個性溢れて魅力的なメンバーが沢山いたのに今の話は帝国の九神将など一気に20人前後?増えたキャラ。話が面白い以前にキャラの名前を覚えるだけで精一杯だったりします。マンガの法則かもしれないけど新大陸編が始まると良く言っても複雑化、悪く言えばそのまま悪化すること多いかなと。メインの死に戻りも無い、表紙の二人も全く思い入れもない。なんか色々勿体無く感じました。2022/07/07
みどり
9
今回も、間は空いていないはずなのに、いきなり事件が始まるから、一瞬「ここは何処?私は誰?」になった。 その上、スバルきゅんがほぼほぼ登場しないのでえ~~~~っていう展開なのだが、かなり重要な巻とも感じる。 早く次が読みたい、というか、帝国編の決着がついてほしい。2022/06/26
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