内容説明
大罪司教に占拠された都市を解放するべく、王選候補者と騎士たちがついに大罪司教と激突する! 『強欲』のレグルスにさらわれたエミリアを奪還するために、最悪の結婚式へと殴り込むスバルとラインハルト。激昂するレグルスの『無敵』の権能に、今、最強と最弱の騎士のタッグが打倒に臨む――!『剣鬼』と『剣聖』、『八つ腕』と『大虎』、『最優』と『暴食』、そして『血染めの花嫁』と『憤怒』の激闘に、水門都市の水面が白く燃え上がる――。「そうだね。僕は化け物を狩る化け物。――君も、運命を受け入れるときだ」大人気Web小説、氷炎と応報の第十九幕。――踏み躙った心の数だけ、欲する愛に背かれよ。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
雅
46
熱いバトル満載な巻。スバル&エミリアのコンビも良かったけど、プリシア&リリアナが一番良かった。震えた2020/12/28
よっち
40
大罪司教に占拠された都市を解放するべく、王選候補者と騎士たちがついに大罪司教と激突する第十九弾。『無敵』の権能を持つレグルスに挑むスバルとラインハルト、シリウスに挑むプリシラとリリアナをメインにした今回でしたけど、王選候補者の中ではプリシラの存在感が別格ですね。難敵レグルス相手にある意味化物のラインハルトも苦戦しましたけど、試行錯誤を繰り返しながらスバルとエミリアのコンビが力を合わせてそんな状況を打開する展開にはぐっと来るものがありました。しかし残る剣鬼と元剣聖の何とも複雑な戦いはどうなるんでしょうね…。2019/05/08
かんけー
34
読了!表紙のプリシラとリリアナ!今巻のメインの二人組♪プリシラのシリウスに対しての突き放し感が絶頂過ぎて悶絶!リリアナに対する対応も小切み善く痛快(*^^*)然し?(^_^;)127頁の接吻!シーンは驚いた!w天上天下唯我独尊?のプリシラに在っても?瞬時に物事の動向を察知する獣並みの洞察力の鋭さ、騎士のアルを「ただの道化に過ぎぬ」と断言しきるプリシラらしい物言いに納得!リリアナの生い立ちを挟み、歌姫そして吟遊詩人として自身のノルマを果たしたリリアナに「やはり妾の眼に狂いはなかった」とプリシラ!閑話休題?2019/03/30
まりも
31
スバル、ラインハルト、エミリア組とプリシラ、リリアナ組の絶対に負けられない戦いが始まるシリーズ第19弾。まずは言いたいレグルスざまぁ‼︎と。そして次に言いたい。今回見所多すぎじゃね⁉︎と。スバル、エミリアたん最高すぎとか、月蹴って帰還とかラインハルトどうなってんねんとか、一切ブレないプリシラに惚れたとか、リリアナ好きになったとか。兎にも角にも盛りだくさんな1冊だった。これアニメで観れたら最ッ高に面白いんだろうなぁ。強欲、憤怒は片付いたとは言え、脅威は未だ去らず。次巻も目が離せないことになるのは確実だな。2019/03/31
まるぼろ
28
水門都市に点在する大罪司教達への反撃が始まる今巻、そんな中スバルとエミリアとラインハルトの三人は「強欲」のレグルスから花嫁達を開放する為に戦いを挑むが…と言うお話です。今巻もとても面白かったです。やはり反撃のターンになると熱い展開が多くて読んでて楽しいものがります。そんな中でもスバルがレグルスの権能を看破した様に、異世界との関連性を示唆する箇所もあって興味深かったです。そしてスバル達と同じくらいリリアナとプリシラの共闘もとても良かった。正にリリアナの「歌姫」としての魅力と歌への思いが溢れてる内容でした。→2019/04/13