真景累ヶ淵

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真景累ヶ淵

  • 著者名:金原瑞人/佐竹美保
  • 価格 ¥1,650(本体¥1,500)
  • 岩崎書店(2020/06発売)
  • 処暑の候!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント25倍キャンペーン(~8/23)
  • ポイント 375pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784265050109

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内容説明

旗本深見新左衛門が金貸しの鍼医皆川宋悦を切り殺したことを発端に、両者の子孫が次々と不幸に陥っていく話。明治期の落語家三遊亭圓朝によって創作された落語。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

ままこ

58
武史、蓮二、涼子ら三人の高校生達が『真景累ヶ淵』を原作にコミケに出店する本を作る事になる。原作を知っている武史が二人に『真景累ヶ淵』の内容を語っていく。その内容とは自業自得の男が因果にがんじがらめになってどこまでも堕ちていく血生臭い話だった。赤と黒の不安を煽る装画によくそこが表されている。因果応報な話の様だかそうは言い切れないところもあり恐ろしい…。ひんやりと謎を残したラストだった。2017/08/03

星落秋風五丈原

32
現代の子供達が怪談をリメイクしよう!と盛り上がりながら少しずつ円朝落語のあらましが語られてくる話中話。それにしても連鎖が止まらない無間地獄。2017/05/27

chiaki

24
真っ赤な表紙に一目惚れ。初代三遊亭円朝の落語で怪談『真景累ヶ淵』。貧乏旗本・深見新左衛門が、盲目の鍼医で金貸の宗悦を斬り殺す。その因果から起こる連続殺人事件。新左衛門の次男・新吉を中心に彼を取り巻く女性、豊志賀、お久、お累も怨霊から逃れることはできず男女のもつれは堕ちるとこまで堕ちてゆく。ささやかな嘘や嫉妬が次第に破滅へと向かってゆく恐怖は、単なる怪談には留まらない悲劇としても、とても魅力的!第八話「観音堂」で明らかになる"縁"にも震え上がりました。鎌を目にする度、私はこの『真景累ヶ淵』を思い出すと思う。2026/08/10

モモ

23
どうしようもない飲んだくれの深見新左衛門が酔いと怒りにまかせて、盲目の鍼医で金貸しの宗悦を切り殺すところから話が始まる。新左衛門の息子が宗悦の娘に恋し、誤って殺してしまうなど、終わりがない負の連鎖。これでもかのドロドロの話も分かりやすく描かれていて、なかなか良かった。原作で読んだら、あまりにも悪い人ばかりで、もう結構となりそうなので、これくらいでちょうどいい感じでした。2019/10/24

杏子

20
怖いというより、ただただ恐ろしい。殺しの連鎖が次々と繰り広げられる。あまりに狭い範囲で次々とあるので、目眩がしそうなほど。怖いといえば、そこらへんに草刈りの鎌が転がっていたり、包丁の刃を逆さまにしたような道具が転がっていることが怖いと思った。最後のオチもこうきたか!というふうに ぞくぞくっときた。2017/05/28

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