内容説明
誘拐事件の黒幕を追ってサロヴァーラにやってきたミヅキは、とうとうその正体に予測をつける。しかし憶測である以上、完全に追い詰めるには及ばず頭を悩ませることに。そんな中、度重なるサロヴァーラ側の不手際に、第一王女から直々に謝罪を受けることとなる。彼女からサロヴァーラが抱える複雑な事情を聞いたミヅキは黒幕の真の狙いを理解するのであった。事件の全貌が明かされたとき、ドS魔導師がとった驚きの行動とは!?「さあ、私の手を取ってくださいな? 私達の『遊び』は、今から始まるのだから」策士な魔導師の痛快・異世界ファンタジー第十五弾、ここに登場!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
eucalmelon
5
黒幕が味方に変わるとは、予想外の展開!切れきれの才女ティルシア、優秀な美男美女には残念特性がもれなく付くことになってます・・・にはずれることなく、シスコンですか・・。でもまあ、妹のためなら血まみれになろうともやり遂げるという姿勢はなかなかに好ましいというか、脅威というか・・。リリアンは婿を探すのが大変だろうなぁ。2020/02/28
零崎夢織
5
誘拐事件編完結。 相手が強いとそっち方向に行ってしまうのが魔導師クオリティーw2018/09/02
Elm
1
借り物2020/07/20
kinta
1
サロヴァーラ編完結。黒幕と共闘ですか。面白いなあ。「やっつける」だけが本人の中での正義ではないのですね。汚い手管を使っても・・・のシスコン様に共感するって若干目から鱗。2018/08/08
みょろん
1
一気に読めた。解決編なのでスカッと面白かった。2016/11/14