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内容説明
スナドリネコさんは歩く、歩く、歩く。 『聖☆おにいさん』の中村光先生推薦! 「笑いも哲学もトラウマも、全部『ぼのぼの』からもらいました。初恋の人はスナドリネコさんです!」
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
歩月るな
8
老いをまた主題にしての、まさかの不穏巻か? と思わせて、よく考えると変な言葉についてあれこれ考えたり、それってどういうときの気持ちなのだろう、と穿っていったりするムーブ。かと思えば、スナドリネコさんをシマリスくんが追跡した結果、「散歩」の意義を見つけたり、ぼのがお父さんを追跡したり、これでも難しい話の組み立てをしている気もする。ぼのがいない所でアライグマくんとぼの父さんがどんなやりとりをしているか、と言うのが見られたのはレアで嬉しいかもしれない。例によって会話が描かれてはいないのだけれど。2024/12/07
ぐうぐう
3
「もののあわれ」について、今巻では思索するぼのぼの達。その言葉の意味について考えようとするとき、そして考えたことを言葉で表現しようとしたとき、ぼのぼの達からそもそもの問いが遠ざかっていく。それはきっと、その言葉の意味を、ぼのぼの達が無意識に体感しているからなのだろう。でも、ぼのぼの達は、考えずにはおれない。世界を、そして自分自身を、よりよく知るために。2011/07/31
ひなにゃんこ
3
★★★☆☆ シマリス君の両親の老け込みようが物悲しい。シマリス君は相変わらず子供だと思うんだけど。最後のお父さんと大将の話、いいなあ。大将、粋だねぇ。2010/09/25
kokekko
3
介護するお母さんは相変わらず病気だけれど、その「相変わらず」に安心するシマリスくん、悲しい中にある一抹のマヌケさ「もののあわれ」、ぼのぼののお父さんの変化、全編通して感じるのは諸行無常の「もののあわれ」。ぼのぼのたちの森でさえ例外ではないのですね。「これはもしかして自分のために描いてくれたの?」と不覚にも涙ぐむような一冊でした。2010/09/25
なつのおすすめあにめ
2
シマリスくんとスナドリネコさんの組み合わせもいいな~。2018/10/01
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