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内容説明
アナグマくんはアライグマくんのおともだちだけど、ちょっとヘンなおともだち。何がヘンなのかはよく分からないがアライグマくんは「人を喰ったヤツ」と言っている。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
いよ
8
「この世はみんなのメモだらけみたいだなぁ」中学時代の買いためた本の再読。この巻から爽やかな短編集になりつつある。ぼのぼのは昔なくした大切なもののことを思い出す。メモをしたらその場から動けなくなるというのは分かる。メモとってもそうなる。ただ、どんなに昔のものでも、土のなかとかいろんなところに残ってるだろう。だから、みんなのメモだらけなのである。そうか、と納得した。じゃあ吸ってる空気、みんなのメモがたくさん入っているんだなぁと。2016/10/23
歩月るな
7
長編がなりをひそめ、ぼのぼの感たっぷりのお話に。ただしやはり命の危機に瀕する情景も描かれたり森の生活はシビアでもある。木登りを教えてもらったぼのはアライグマくんに波乗り遊びを教える。シマリスくんはおねいちゃんたちとまた別の距離感を感じる。後の巻でも書かれるがぼのは運が良いので物事がいつの間にか解決する事がある、その流れが思索的で時には妄想だったりする所、問いの立て方などは随一流である。デタラメばっかり言うアライグマくんも実際は面倒見の良いクレバーさを持っているしテンパってさえいなければシマリス君も透徹派。2017/10/10
tamako
4
シマリスくんとダイねえちゃんは帰り道も大変なのではなかろうか。2024/05/23
moju417
3
考えることは/ いつもひとつ/ 多い時でふたつ/ みっつは余計だよ/ みっつ目はきっと自分の/ ことを考えてるんだから2013/04/25
bibi‐nyan
1
アナグマくんにスポットが当たる。 スナドリネコさんとはまた違う感じで飄々としているキャラクター。最初の話、そしてシマリスの推理&策士回でも重要な役割をww だいねえちゃんとのお使い。カマキリを怖がって、そして襲われるだいねえちゃん可愛い。 波乗りで遊ぶぼのぼのとアライグマくんは好きな話。 いかにも男の子って感じでいいねえ。 へんな形の石を探してる時の「ヘンなツタが生えてるぅー」が面白くて読むたび笑っちゃう。2023/10/19