内容説明
最上級生の卒業まであと数か月、セント・ラファエロの生徒たちは、次期代表選挙に関心が集まっていた。だが、ユウリだけは雑木林の火事に重なるように見た悪夢が頭から離れず憂鬱だった。一方、「水の水晶球」を手に入れたシンクレアは使い手のユウリをおびきだすため、オスカーを拉致する。友を取り戻すため、グラストンベリーの洞窟神殿におもむく決意をするユウリ。衝撃のラストシーン!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
扉のこちら側
46
2018年83冊め。再読。シリーズ第一部最終巻。異次元の扉が開いたのはいいがなぜ民家から。そこはもっとドラマチックに学園の関連施設からではないのかい。まさかの終わり方だったが、すぐ第二部がはじまって何よりである。2018/03/24
藤月はな(灯れ松明の火)
21
火と水と月がモチーフの10巻と一卵性双生児のような最終巻。叡智の探求と謳いながらも己ののみの現世利益しか見いだせなかったシンクレアとバッフォート達には「死ぬまで分からぬのか、この老害と愚か者がっ!」と怒り狂いながらも現世に取り残されたシモン達の心を思うと遣る瀬無くなります。11巻辺りからの加わった作者プロフィールを改めてみるとこのような結末になるのだと分かりました。ラストとあとがきで作者から喧嘩を売られたような気がしてなりません。・・・・・売られた喧嘩は残さず、買ってやろうかしら=欧州妖異譚も読みます。2012/07/29
きーみん
7
表紙はみんな幸せそうだからハッピーエンドで終わるのかなと思ったのに、誰も幸せじゃない最終巻でびっくり。生死不明ってのは最悪の別れだと思う。何度も自分を責めるだろうシモンやオスカーがかわいそう。第二部で救済してあげるのかな。2009/12/11
chiwa
6
えっ、これで終わりなの・・・オスカーもアシュレイもシモンも隆聖もどうすることも出来なくてユウリはどうなってしまったのか・・・早く続きを読みたい!2010/11/01
ニコル
5
いつも誰かのために行動してしまうユウリだったけど、衝撃の結末は、帰還という名の月への生贄……?そんなふうに読んでしまう。ユウリの幸せとは?ほんのひととき、気心しれた友人に囲まれ、楽しい日々を過ごせたこと?シリーズ最終巻としてはモヤモヤしか残らない。はやく続き読みます。2016/07/21
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