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内容説明
ひとりきりの世界で、絆のはしを掻き抱く――。《資格なき支配者》への反撃に出る陸情3課(パンプキン・シザーズ)。そして、或る男と女の物語が……!? 重量級ドラマ、円環の内を回る街「カルッセル編」完結!! 抑圧支配の象徴、「装甲列車」。街を存続させるための「人身売買」――。それは街ぐるみのトップ・シークレット。諦念の吹き荒れる街のなか、アリスとオーランドのまいた小さな種が、確実に芽吹こうとしていた……!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
まろにえ@漫画用
8
【中古購入】戦災復興物語9巻。8巻表紙のヴィッターと9巻表紙のフランシアは見つめ合ってるんだね。いい表紙です。国境の町カルッセル編終了。パンプキンシザーズ反撃回。どうしようもないクズ共を、伍長のハサミがぶっ千切る。悪鬼の所業で忌み嫌われる行動だけれど、やっぱりスカッとした。フランシアの言葉の真の意味は美談なんだろうけど、やはり彼女は言葉を尽くすべきだった。真の意味を誤解されるから言わないって、他の意味で誤解されて相手傷つけてどうすんだろ。上官と部下の愛に柵はない…分かるけど、分かるけどなんかやるせないわぁ2014/06/13
イオリ
4
伍長が常に怯えてるというか、少尉に依存気味なところがよかったなぁ、なんて。二人は上司と部下というより相互依存に近いものを感じる。絶対に幸せになって欲しいけれども…2011/12/01
カナ
4
一体何回泣かされたことか。オーランドに幸せになってもらいたいなあと心から思ったし、きっとアリスなら何がなんでも助けてくれると思う。でも二人の間にあるのは恋なんてものじゃなくていい。区長さんも最後まで区長さんだったし、全部が集束したラストは確かな希望があってよかった。 7巻8巻9巻と、カルッセル篇は表紙も揃えてあってたまらないですね。特に9巻のオーランドの表情がなんとも言えず切ない。あと、14巻まで読んだあとに再読すると32話目のタイトルが……2011/09/01
みみずばれ
4
長かったカルッセル編が完結!主要キャラ全員に見せ場があり盛り上がる。特に久々に見るランタンをつけた伍長の迫力がすごい!伍長、かなり怖いです。2011/06/03
吉田strength
3
まとめて読まないと内容をよく理解できない。だからこそ一気に読むとすごい面白い、そんな作品。この漫画のギャグは好きだけど、シリアスになるとそんなことを忘れてしまうぐらいに急転直下してしまう。これから話が進むと主人公の周りが死んでいきそうでイヤだなぁ・・・2015/01/03