Pumpkin Scissors(1)

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Pumpkin Scissors(1)

  • 著者名:岩永亮太郎【著】
  • 価格 ¥759(本体¥690)
  • 講談社(2012/08発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784063348798

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内容説明

【無料試し読み閲覧期間2024/4/17~2024/4/30】
それは、戦災という名の“もうひとつの戦争”!!帝国陸軍情報部第3課、“復興”を担うモノたち。通称――PumpkinScissors(パンプキン・シザーズ)!!永き戦乱により荒廃しきった帝国各地。停戦後の3年間を奔走(ほんそう)するパンプキン・シザーズだが、なかなか成果は挙がらぬまま……。しかしある日突然現れた、大重量の単発拳銃を片手で操る“巨漢の復員兵”が、この国の《運命》を変えていく――!!!!

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

流言

38
『奴らは蒼い鬼火と共にやって来るーー!!!』。ローファンタジーの戦災復興というニッチに見える題材だが、これがまた面白いのだ。国際条約違反の闇の部隊『死灰を撒く病兵』『命を無視された兵隊』。飢餓、疫病、兵隊の野盗化。ファンタジー世界ではあれど、いかにも現実にもありそうな悲惨さにどんよりと曇ったリアリズムの中、拝命十三貴族のお姫様、軍人ごっこと呼ばれても夜盗退治から行政指導まで懸命に戦災復興のために働くアリスの姿が一際輝いている。やがて描かれるであろうオーランド伍長の過去編がハードに描かれそうでいまから怖い。2014/12/30

柊龍司@中四国読メの会&読メ旅&読食コミュ参加中

15
戦災復興漫画と書くと語弊があるのかもしれないけど、まぁ、ある帝国の戦災復興の活動を書いている漫画。それにしても、戦争をしていた殺し合いをしていた人達がある日から突然平和に暮らそうというのは、まぁ、無理があるし、戦争被害者と参加者の共存というのもなぁと思ったりするけど、それは今の日本に住んでいるからであって、世界中の各地でそんな状況があるんだよなぁとどんよりした気分になったりもする。そして、そんな中でもさわやかに活躍している人達の物語を読むのは希望が見える気がする2011/10/16

まろにえ@漫画用

10
【中古購入】長く辛い戦争が終わり、戦争の遺した傷跡に苦しむ国民を救う為に働く『戦災復興部隊』の物語。人権を無視された極秘特殊部隊『対戦車部隊』にいた巨漢の兵士が、戦災復興と正義を叫ぶアリスに出会う。テレビアニメを昔見て面白かった記憶のある作品。戦中ではなく、戦後にスポットを当てていて面白い。戦車に正面から単身近づいての0距離射撃って・・・死ぬよね普通にw アリスは理想を声高に叫び前に進む。綺麗事にしか聞こえない場面もあるけれど、こういう人物だからこそ何かを変えていくのかもしれないなー。2014/06/13

なお

8
停戦により戦争が終わってから3年後。戦災復興部隊であるパンプキンシザーズ小隊が山賊化した元軍人らを調査する為に立ち寄った村にいた戦場帰りの伍長。彼の協力を得て敵の戦車を無力化する。しかし、伍長の常識外れの戦い方と上層部の不介入の姿勢。そこから分かる帝国の闇と伍長の秘密とは・・・。  戦後の復興と情報部を主軸にしていることは新しい発想だと思う。軍人も民間人も有事の事態が終わり、どのように生きるか試される。人間の温度を強く感じる作品。 もちろんフィクションなのだが技術格差を物凄く感じた。 2017/05/16

シゲル

8
「苦しむ民を見て 貪る悪を見て 貴様は、なにも感じていないのか?」 停戦後、帝国中に蔓延る「戦災」という名のもう一つの戦争から人々を救うために活動する「戦災復興部隊」帝国陸軍情報部第3課実働小隊【パンプキン・シザーズ】の戦いを描く。 前から読みたいと思っていた作品。図体はでかいけど臆病な主人公、直情的で正義漢?なヒロイン。どこまでも真っ直ぐで正義を大事にするアリスはかっこいいなぁ。何か伍長がヒロインに思える。 でもランタン使用中の伍長は怖いぐらい強い。901も戦争の犠牲者なのかもしれない。 2014/07/06

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