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内容説明
先代“紅（あか）の王”との激闘のなか、勝つために自らかつて一族を滅ぼした“鬼神”と化して暴走する狂（きょう）！ もはやこれまでと思われた時、命をかけたゆやの必死の呼びかけに狂の背中が光り輝く――!! 『SAMURAI DEEPER KYO』ついに感動のフィナーレ!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ひーたろー
6
永き時は人を狂わす。歪み、惑い、あるべき心を失わせる。っていうフレーズが昔読んだ本にあったのですけど。狂はそこから、先代を救い出すことができたんだと思う。しかし、ゆやへの「幸せになれよ」は卑怯だろう！ そんなんだから逆に、ゆやは2年も狂のこと探し続けたんだと思うぞ。そして、だからこそ、再会できた狂に素直に抱きついたゆやも、そんなゆやを抱きしめた狂も良かった。幸せになってね。そして文庫版。是非最終巻までに一枚でいいから、狂の躯の狂とゆやのカラーツーショットイラストを…！！と思っているのは私だけだろうか…。2013/01/28
まかろん＠大人腐乙女
5
【祝☆文庫化！！】みんなが幸せになる世界。それが願いだった。自ら憎まれ役を買って出ることで、世界を１から建て直そうとした、先代紅の王の真実。後半は、もう涙なくしては読めなくて、ぐずぐずになってしまいました。不器用な狂の何よりのゆやへの愛情表現は、命を賭けてゆやを護ること。ゆやの幸せを願うこと。京四郎が朔夜と共に生きたいと願う以上に、何の打算も計算もない、ただひたすらに狂の愛でした。連載当初読んでいたのに、雑誌を買わなくなってから読まなくなり、今更に後悔しています。文庫、絶対買う！そしてまたイチから、彼らの2012/06/30
あみ
5
昔持っていたものを中古でもう一度買い直して全巻揃えました｡最後の方は読んでなかったので今さらになって読んでみたんですが､すっきり纏まって良い終わりでした!!様々な謎も解けたし…｡私的にﾁﾝﾒｲの過去が胸に残って彼の最後に少し涙腺が緩みました｡それにしても3年後の佐助かっこよすぎて萌えた///良い漢に成長したな…｡あと三つあみほたる可愛い｡ﾊﾟﾝﾀﾞと並ぶと何か和むな…2012/03/30
青野
5
連載終了から何年も経っているのにたまに読み返したくなる漫画｡特に最終巻は狂さんと先代との戦いのｽﾋﾟｰﾄﾞ感とか迫力が凄い!しかしそれより何より最後のおまけ漫画が良すぎます。狂さんとゆやちゃん幸せになれてよかったね(*'v｀b)b2012/03/26
きくらげ
4
【34～38巻】後半5巻はどの巻も泣きながら読んでた気がする。そして、私のたてたｴﾝﾃﾞｨﾝｸﾞは見事にはずれましたｗ ｷｬﾗの名前を覚えるのが苦手だけど、表紙(中のカラー)に出ている人の名前は全部言えたので、自分に安心した(笑) 最初はつまらないなーと思っていたけど、全部読み終えた今とても面白かったと思う！最後の書き下ろしまでたーっぷり楽しめる作品です。むしろ、書き下ろしをよんで一層好きになったかも。チンメイの過去話、嫌いじゃないです。みんな生きて帰ってこれて、幸せになれて本当に良かった！2011/09/27
