内容説明
セデレク謀反の処理中、シャンシュンの侵攻を受けたツァン・プーの領土を守るため、リジムは翠蘭をひとり王都ヤルルンに帰し、戦線に赴く。断腸の思いで帰京した翠蘭を待ち受けていたのは、ソンツェン・ガムポ王の寵妃ティツンの冷淡な出迎えと、次々に家畜が毒に倒れるという怪事件だった。真相が闇に包まれたまま、やがて魔の手はリジムの養母にまで伸びて…。怒濤の展開が翠蘭を襲う!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ゆきこ
7
シリーズ8巻目。色んな思惑が錯綜していて読み応えがありました。ソンツェン・ガムポとバーサンの信頼関係が良かったです。2017/09/11
空まめ
2
妃とガルポ王の関係が素敵すぎる。というか普通にいい人かも。リジム父(苦笑)2014/05/15
ミカ
2
ちょっと消化不良気味になってしまうのは否めない。ガル大活躍。ティツンさまも素敵だなぁ。でもラストにいろいろ持ってかれた。続きがすごく気になる!2012/06/19
ひじきわかめ
2
主人公夫妻よりも、ソンツェン・ガンボの話が読みたくなる不思議(笑)。タクポ攻めとか、若かりし頃のバーサンとか、かなり熱い話になりそうだ。ティカルとガルの諸々も、箇条書きだとなんだか惜しい。2012/01/25
帆
2
ソンツェン・ガムポ様もガルも、こんなに人間味あるキャラだったのか…!この二人が如何にキレ者か、な話だった気がします。2010/12/01