内容説明
王太子ラセルの花嫁選びのため、翠蘭はツァントゥーに来ていた。できるだけ公平に4人の花嫁候補の人となりを知りたいと思う翠蘭だったが、周囲の人々の思惑と策謀が交錯して、花嫁選びは難航を極めて…!? そして、ツァントゥーの裏側に隠された酷い実態を知った翠蘭は、それを阻止するため、ある危険な駆け引きに応じるのだが…。新ヒロイン登場!? ラセルの花嫁は一体誰になるのか!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ゆきこ
20
シリーズ22巻目。ラセルの花嫁選びは、思いの外深刻な事態へ発展し、ハラハラしたりイライラしたりホッとしたりウルッとしたりと読み応えあるお話でした。魅力的な花嫁が選ばれて良かった。今後どうなっていくのか楽しみです。2020/12/30
ミカ
9
ラセルの花嫁選び完結編。花嫁候補の4人はそれぞれみんなかわいいな。ソンツェン・ガムポの妃を選ぶ番外編の時もそうだったけど、一国の妃を選ぶのって大変だ。アル・アレシも好きなんだけど、サンボータが出てくると嬉しかったし、ガルが出てくるとテンションが上がりました(笑)最後は伏線が見事だったと思う。2012/07/25
シュウ
5
母としてラセルの将来を思っての選択と行動が増えていっている翠蘭。選ばれたティマルーはラセルを好きになって支えてくれるといいな。サンボータの登場はほっと安心させてくれる。2017/01/12
氷風
4
リジムが死ぬらしいって知ってからずっと避けていたんですよね・・・。あの2人のらぶらぶな感じがすごい好きだったから。でも久々に出会って一読。ってもう死んじゃってるじゃん(笑でも翠蘭がリジムを思い返すのがきゅんとしてあぁまだ本人の中にはいるんだよねぇ。って勝手に理解。しかし個人的にはガル押しですね。諸刃の剣だけど、なんか妙に信頼できるのがたまんない。2011/08/15
白亜
3
これからのラセルと花嫁が気になる。あと、久しぶりの人たちの登場が嬉しかったです。2011/03/28