内容説明
ソンツェン・ガムポとの再婚を三年後に控えた翠蘭は、シャンシュン王太后ラティカに吐蕃侵略計画の手助けをするよう脅迫され、セムジェンとともに西の大地を逃亡中だった。金鉱の騒動を収めた翠蘭は、ギガン・ブラナンという商人上がりの役人の屋敷に連れていかれるが…。なんとかシャンシュン王リク・ミギャに謁見し、王太后の謀略を阻止せねば…走る翠蘭に障壁が次々と立ちはだかり…!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ゆきこ
18
シリーズ18巻目。シャンシュンの王、リク・ミギャはかなり頭の切れる方のようだ。その秘密を知ってしまった翠蘭と今後どのように絡んでくるのかとても楽しみ。2020/02/09
ミカ
7
翠蘭が忙しすぎる。拉致され、逃亡し、戦い、謀反に巻き込まれ、逃亡し、戦い…って命がいくつあっても足りないような人生で、生き残るのは、やはり翠蘭の強さなのだろうなあと思った。剣の腕や、精神の強さももちろんだけど、周りの人を魅了する優しさや清々しさも、結果として彼女の強さの一部になっている。2012/07/11
シュウ
4
リク・ミギャの秘密が明らかに。セムジェンやティンシャクがリク・ミギャのことになると、過剰とも言える反応を示すのは、この為か。シャンシュンは混乱に陥っているが、リク・ミギャ自身は何かの考えの為に、翠蘭が必要と断言している。何を考えているのか。2015/08/20
まき
4
怒涛の大展開。忙しかった。それにしてもこんなに命の危険にさらされるヒロインそれも王妃ってたいへんだよなぁ。たくましく生き残ってゆくのが翠蘭らしくて大好き。2009/03/05
休止中
2
翠蘭がカッコよすぎて惚れそうです。これからどうなるのか今後の展開が気になってジリジリしてます。早く続きが読みたい!2009/03/09