内容説明
翠蘭はリジムの父、ソンツェン・ガムポに会いにヤルルンへと赴くこととなった。途中立ち寄った小国コンポで、翠蘭たちは王女のリュカに出会う。彼女は、翠蘭の政略結婚の原因となった松州の戦いで、恋人を失った過去を持つ魔術師だった。あの人の死と引き替えに、自分達だけ幸せになるなんて許せない!! リュカの「復讐」が始まる。翠蘭はリジムへの愛を守れるのか…? 激動の歴史ロマンス。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ゆきこ
5
「風の王国」4巻目。コンポに到着した翠蘭にまたも試練が襲います。翠蘭はよく水難に遭いますね…。終盤は翠蘭とリジムの気持ちが伝わってきて読みごたえがありました。2017/02/04
Natsumi
4
図書館
優翔
3
記憶をなくしても、またラブラブにもっどってしまうんですね・・・。どうして滝から浮き上がれたんだろうね・・・??2013/06/04
ミカ
3
記憶喪失ネタをこう引っ張ってくるのは面白い。リジムが朱瓔とサンボータに怒られてるところが好きです。2012/06/15
月野
2
リュカががっつり敵役だと思ったら、たんに操られてただけでした。リュカとがっつり女の戦いすると思ったんだけどな、あらすじ読んでると。全体的に悪役がなんというか、ショボイですね。そして記憶がなくなって意気消沈してるリジムは好きでした。がんばれ、リジム。もうちょっと、翠蘭がリジムを思うシーンがあってもいいのになぁとおもいつつ。2016/01/10