内容説明
温泉旅館で偶然会った宇野警部の旧友・峰岸は、宇野に「妻の不倫相手をつきとめるつもり」と打ち明ける。妻が“メル友”とこの旅館で密会の約束をしたメールを、盗み読んだというのだ。その夜、家族風呂に男の死体が。「峰岸、お前がやったのか!?」──やがて明かされる“メル友不倫男”の正体とは? 表題作を含め全5篇を収録。女子大生・夕子と捜査一課のオニ警部・宇野の、ちょっと変わった年の差コンビが次々と難事件を解決する、大人気「幽霊」シリーズ第16弾。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
寒っ!!
9
初めて読んだころは宇野警部が年相応に感じたけど,年月が経ってから読むと年齢の割に老成しているように感じてしまう。2019/10/26
wimp
9
今まで読んできた赤川次郎さんの小説とは違って、どこかあっさりし過ぎていたかなという印象でした。決してつまらないわけではないのですが、これといった面白味もなかったです。2016/11/04
kaizen@名古屋de朝活読書会
5
夕子とその恋人の宇野警部の5つの短編を納めている。 自由をこの手に 生きるべきか、死すべきか 幽霊温泉 聖者が街へやって来る 見えない鉄格子 オール読物の平成13年、14年に掲載したもの。 いつもより宇野警部がモテるような気がしました。 夕子さんの活躍よりも、宇野警部の活躍が光っているような気がしました。 登場人物も疲れた人が多い感じですが、 赤川次郎さんもお疲れのような感じがしました。2011/08/16
TAKUMI。
4
中年宇野警部と女子大生彼女の永井夕子が、毎週事件に巻き込まれる名探偵コナン状態の小説です。トリックがあるような無いような、ジャンルは推理小説なのかな?って感じです。読みやすくていい本でした。2017/03/10
珠和
4
赤川次郎作品は、中学生時代によく読んでいた。久しぶりに読んで懐かしくなった。やっぱり読みやすい。2013/01/14