内容説明
演奏しようとすると、必ず事故が起こるという曰くつきの〈呪われた曲〉。作者もまた、若くして不審死を遂げていたと分かり、その謎に宇野警部と女子大生・夕子が挑むが…。呪いと推理、相反する二つの要素をつなぐ接点とは? 若い恋人の名推理に今回も警部は頭が上がらない。著者のクラシックファンぶりが随所で楽しめる、軽妙洒脱な5つのミステリー短篇。「幽霊」シリーズ第14弾。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
sora
14
宇野警部と女子大生夕子のコンビによる話です。宇野警部の目で描かれていますが、主役は夕子です。年齢差の割には、その差を感じさせない宇野警部です。推理も楽しめます。2013/11/08
鍵ちゃん
9
男やもめの宇野警部と女子大生夕子の幽霊シリーズ第4弾。若くして自殺した作家が最後に遺した「呪われた曲亅。演奏しようとすると、必ず事故が起こるという。今回に演奏家たちが次々と狙われて…。華やかな舞台の裏に隠された謎とは?若い恋人の名推理に、今日もけいふは頭が上がらない。2020/11/15
Masako Karasawa
8
今回の幽霊シリーズは全話おススメ!!むっちゃ面白かった(*^_^*)2012/12/20
東雲 忍
2
1つの事件だけじゃなく、 メインの2人が複数の事件を次々解決していくストーリー展開だったので、 複数の短編小説が1冊に纏まっているようで、気楽に楽しめました。2015/04/02
ぷに姫
1
★★★★☆2012/06/30