講談社文庫<br> 隼小僧異聞 物書同心居眠り紋蔵(二)

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講談社文庫
隼小僧異聞 物書同心居眠り紋蔵(二)

  • 著者名:佐藤雅美【著】
  • 価格 ¥770(本体¥700)
  • 特価 ¥385(本体¥350)
  • 講談社(2013/03発売)
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  • ISBN:9784062646598

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内容説明

砂糖問屋橘屋から十両が消えた。奉公人の持ち物改めの末、手代の文吉が疑われて店を追われた。おりから市中を騒がせていた盗賊、“隼小僧”が捕まり、橘屋の件もその仕業と判明したのだが、紋蔵には合点がいかないものがある。表題作「隼小僧異聞」を始め8編を収録する窓際同心居眠り紋蔵シリーズ第2弾!!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

はにこ

46
紋蔵の事件の始末が良い。白黒つけるだけじゃなく、時にはグレーで終わらせる。人の心に寄り添うところが素晴らしい。どこでも寝ちゃうから時には嫌な仕事も、おしつけられるのが不憫だけど、何かと福が舞い込んだりと人柄ゆえの良いことも。だらだら読書にピッタリ。2024/02/13

優希

41
面白かったです。何処でも寝てしまう紋蔵。大団円とは言えないものの、様々な事件を解決するのが痛快でした。2021/10/26

baba

35
読メさんの感想に魅かれて再読。シリーズの始めの頃の紋蔵やまわりの人々に会えて良かった。本当に紋蔵らしさが溢れた話しが、特に表題作「隼小僧異聞」は紋蔵の優しさが随所に活かされていました。2017/02/28

さら

27
やる気があるのか無いのか、それでも厄介事が紋蔵へ舞い込んでしまう。白黒はっきりさせることが最良ではないという解決の仕方に、現実を感じます。紋蔵の立場だからそれが許されるのかもしれませんね。2016/06/29

タツ フカガワ

15
ところかまわず居眠りしてしまう奇病持ちゆえ閑職の物書同心となった紋蔵だが、シリーズ2作目の本書では定町廻り顔負けの大活躍。とはいっても大団円とか勧善懲悪的結末ばかりではない。それが消化不良とはならず、逆に余韻となるところがいいですね。「落ちた玉いくつウ」「紋蔵の初手柄」「隼小僧異聞」ほか、どれも練った筋立てに酔いました。2018/11/03

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