講談社文庫<br> 物書同心居眠り紋蔵(一)

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講談社文庫
物書同心居眠り紋蔵(一)

  • 著者名:佐藤雅美【著】
  • 価格 ¥715(本体¥650)
  • 特価 ¥357(本体¥325)
  • 講談社(2015/03発売)
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  • ISBN:9784062635998

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内容説明

南町奉行所で内勤30年。勤務中でも居眠りをする奇病を持つ藤木紋蔵。だが、奇病ゆえ、人生の真実が見える時がある。義父が下女に手を出し、妊娠させる騒動が起きた。義母は「男は穢らわしい」とご立腹だ。人間の欲深さを描く「浮気の後始末」ほか7編。“窓際族”同心が活躍する捕物帳!連作時代小説。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

はにこ

52
つい居眠りをしてしまう物書き同心の紋蔵。その居眠りゆえ期待されてないし出世もできなそうだけど、それなりに矜持もあり周りにも恵まれて事件を解決していく。内職をしないとやっていけない同心の大変さが伝わる。彼なりに頑張っているからつい応援したくなる。続編も読んでみたい。2024/02/07

さら

41
面白かったです。『この作家、この10冊』で紹介されていた(と思う^^;)初読み作家さん、佐藤雅美氏。まずはお薦めのこのシリーズを読んでみました。 所かまわず居眠りするという奇病を持っている藤木紋蔵。彼は物書同心で現代でいう“窓際族”。そんな彼が関わり、解決していく市井の事件は、捕物帳としては地味な事件ばかりですが、それだけに知らなかった江戸の暮らしぶりが書かれていたりして、とても面白かったです。そもそも物書同心自体知らなかったです…。 『お奉行さま』『浜爺の水茶屋』が貧しさ故起きた事件で →2016/04/24

kei302

33
同心が主人公で奉行所勤め。但し内勤。シリーズ第1弾では全く活躍しない。どころか、くよくよしたり悶々としたり、うっかり引き受けた仕事で恨まれてしまったり。ええとこないやん。それでも読んでしまう。シリーズ再読開始します。 子どもたちがまだ幼い、大竹のことを快く思っていないなど、いろいろ思い出してなつかしかった。【佐藤雅美先生を偲んで】 2019/09/07

タツ フカガワ

22
藤木紋蔵45歳。5人の子持ちで、南町奉行所の物書同心だが、勤務中に居眠りする奇病持ち、という主人公だから全8話の連作に派手さや波乱はほとんどない。とはいえ、読み進むうちに紋蔵のキャラクターや筋立ての妙にじわじわ味わいが深まっていきました。なかでも「女敵持ち」「浜爺の水茶屋」「おもかげ」がよかった。2018/10/29

jinya tate

19
紋蔵は同心であるが、居眠りグセのために第一線に立つことは叶わなかった。ナルコレプシーではないようだが、詳しくはわからない。窓際同心が、家族や妻の実家、 捨吉、職場の人達に支えられ、そして支える日々。時として事件解決に寄与するも、なかなか手柄には繋がらない。なんか応援してあげたくなるし、影から喝采を送ってやりたくなるお話です。2023/07/30

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