代紋<エンブレム>TAKE2(19)

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代紋<エンブレム>TAKE2(19)

  • ISBN:9784063234978

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内容説明

阿久津丈二(あくつ・じょうじ)は未来からタイムスリップしてきたヤクザ、元・海江田(かいえだ)組組員。1983年、破門を解かれ木更津の白浜組8代目組長となった丈二は、刺殺されたかに見えたが奇跡的に生き返る。海江田組の刺客・福永を許したうえ、客分として迎え、新たに組再建に立ち向かう丈二に、喧嘩(けんか)の仲裁人の依頼が持ち込まれる。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

柊龍司@中四国読メの会&読メ旅&読食コミュ参加中

3
ヤクザの仲裁ってのはメンツの立て方の間を持つってこと。 でも、メンツを大事にするというよりも、ただ単に無茶をするだけのヤクザばかりなような気がするけどねぇ。 それにしても、公権力のヤクザが警察なんだろうなぁ…とか思ったり。2012/11/11

2
3 白浜組の組長という立場もすっかり板についてきた丈二。福永は客分という立場だけど、丈二とは五分の兄弟なのかな。仲裁役などをこなしつつ、徐々に千葉の中での存在感を高めていっているが、まだ本格的な抗争はないので平和な感じ。2022/07/31

再び読書

0
海江田組との抗争も終わり、一息ついていた丈二にまた難題が降りかかる。真鍋組と加東組の仲裁だ。藤堂高虎も禁じていた仲裁、渡世では仲裁の数が多いほど名親分の証とされている。その難題の仲裁に丈二が乗り出す。せっかくの手打ちが、真鍋組の手打ち破りにより、御破算になり、窮地に追い込まれる丈二だが、真鍋組長の引退をもって収束に導く。

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