代紋＜エンブレム＞ＴＡＫＥ２（５０）

著者名：木内一雅【原作】/渡辺潤【漫画】

講談社（2015/03発売）

• ISBN：9784063369908

内容説明

“せや！　ワシが殺（と）ったったんや！”愛するカオリとお腹の子の命を奪った犯人が江原（えはら）だとわかった阿久津丈二（あくつ・じょうじ）は慟哭（どうこく）し、そして激高する！　“江原をブッ殺す！”それが唯一の生きる目的となった丈二は、手段を選ばず江原を捜し求める。邪魔する者は、たとえそれが国家権力であろうとヤクザであろうと容赦はしない!!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

[笠]

3.5 石田のここのところ挙動がおかしかった原因は若い女だった。タイミング的にもハニートラップを疑う丈二だが、どうだろう。江原をけしかけた三栄会の大森は、江原の居場所を丈二に流して江原を消そうとする。一方で、海江田組の志村は丈二のしわざに見せかけて田上梅沢の中山と工藤を消そうとしている。そして傭兵集団も破壊活動を終えて丈二ら親分衆の暗殺にとりかかる。今にも血の雨が振りそうな状況で、石田の恋とか言ってるミスマッチさがなんだか恐ろしい。

2022/08/26

[柊龍司＠中四国読メの会＆読メ旅＆読食コミュ参加中]

彼氏のためにという女の思いを利用してというのも、やくざの常套手段なんだろうけど、もうあらゆる方向から悲劇へ向かってる感じ

2012/12/12