代紋＜エンブレム＞ＴＡＫＥ２（８）

著者名：木内一雅【原作】/渡辺潤【漫画】

講談社（2015/03発売）

• ISBN：9784063233315

内容説明

1981年の東京、未来からタイムスリップしてきて、人生やりなおしに燃える２代目海江田（かいえだ）組組員・阿久津丈二（あくつ・じょうじ）は今や出世して組長のボディガードに。一方、菊水会と飴善（あめぜん）屋一家とのあいだで始まった抗争は、やがて海江田組の仲裁で手打ちになるはずとタカをくくる丈二の予想に反して意外な展開をむかえる。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[柊龍司＠中四国読メの会＆読メ旅＆読食コミュ参加中]

金目当てのヤクザよりも、義理人情のヤクザの方が格好良く見えるけど、金に汚いヤクザが義理人情を足蹴にするヤクザの方が残念ながら強いというか、勝っちゃうんだよねぇ。どちらかに偏ったヤクザ同士だと泥沼の抗争にならないのにね。

2012/10/31

[笠]

3 泥沼の抗争に巻き込まれ、仲裁に入った海江田組の組長が窮地に追い込まれる。事態を悪化させるだけ悪化させた鷹山は高飛びしようとするが、さすがにそうは問屋がおろさず惨死。舎弟の沖田は丈二とも仲がいいが…ていうか何でそこ仲良くなったのかよく分からん…カオリが繋いだ的な？

2022/07/12

[再び読書]

丈二にも予想出来なかった菊水会と飴善屋一家の抗争。運命は思わぬ方向へ回りを引きずる。とうとう沖田の兄貴分の鷹山が石田に取られる。